トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、日本在住の35歳以下のアーティストを対象とする展覧会公募プログラム「TOKAS-Emerging」の2025年度の出展作家の募集を開始した。応募期間は、7月19日から8月24日まで(応募書類のメールエントリーは8月16日まで)。
TOKAS-Emergingは、公募により選出されたアーティストが、TOKAS本郷の各スペースを会場に個展を開催するプログラム。応募資格は、日本在住の35歳以下(2024年8月31日現在)のアーティストで、グループでの応募は全員が応募資格を持っていることが条件となる。選ばれた4組のアーティストには、会場の無償提供や制作支援金15万円に加え、展覧会実現のためのさまざまなサポートが提供される。
2024年度は、142組の応募から選ばれた、高見知沙、中村直人、奥野智萌、平松可南子、菊谷達史、戸田沙也加が個展を実現。アーティスト・トークを実施したほか、展覧会カタログを制作しアーティストの活動を広く紹介する機会となった。
審査員は、福元崇志(国立国際美術館主任研究員)、森啓輔(千葉市美術館学芸員)、近藤由紀(トーキョーアーツアンドスペース プログラムディレクター)の3名が担当。書類による一次審査を通過後、面接による二次審査を実施する。また、2025年度は会期及び会場構成を一部変更。2025年4月から5月のうち約1カ月間を会期とし、使用会場は出展者の希望を考慮した上で、TOKASが決定する。
TOKAS-Emerging 2025:
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/application/2024/20240710-289.html