戦後の日本写真を作り上げた代表的な写真家である東松照明が、2012年12月14日に肺炎のため那覇市内の病院で亡くなった。享年82歳であった。 広島と長崎への原爆投下から14年を経た1959年に、写真エージェンシー「マグナム[Magnum]」をモデルにして、東松は他の写真家と共に写View More >

戦後の日本写真を作り上げた代表的な写真家である東松照明が、2012年12月14日に肺炎のため那覇市内の病院で亡くなった。享年82歳であった。 広島と長崎への原爆投下から14年を経た1959年に、写真エージェンシー「マグナム[Magnum]」をモデルにして、東松は他の写真家と共に写View More >
前回はこちら 会田誠+21st Century Cardboard Guild「MONUMENT FOR NOTHING II」2008年− Courtesy Mizuma Art Gallery 激情と虚無との間にあって、この生きた少女の肉体が僕を一つの死へと誘惑する限り、僕はView More >
今回は『MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる』の企画者・西川美穂子氏との往復書簡。続けてきた対話の一旦の最終便では、西川さんが改めて同展の意味と、そこで得た展望を綴ります。 往復書簡 田中功起View More >
哀悼 訳/ 牧陽一 どうか静かに、もう騒ぎ立てるのは止めて。塵芥を沈め、死者を安らかに眠らせよ。 災難の中、手をさしのべ、傷ついた人を助けるのは人道主義であって、祖国や人民への愛などではない。生命の価値をおとしめてはいけない。生命はもっと豊かなものだ。生命とは平等への尊厳であView More >
四川汶川大地震から5年 文/ 牧陽一 2008年5月12日に起こった四川汶川大地震から5年を記念して、今回は艾未未(アイ・ウェイウェイ)が四川汶川大地震の際に書いた文を3篇選んだ。地震直後には言葉も出なかった。最初の「哀思(哀悼)」が書かれView More >
※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 前回はこちら 会田誠「犬(雪月花のうち“雪”)」1998年 パネル、和紙、岩顔料、アクリル絵具、ちぎり絵用の和紙 73x100cm 撮影:宮島径 © AIDA Makoto Courtesy MizumView More >
今回は『MOTアニュアル2012 Making Situations, Editing Landscapes 風が吹けば桶屋が儲かる』の企画者・西川美穂子氏との往復書簡です。これ自体が田中功起出展作のひとつ。そして会期終了後も対話は続きます。田中さんは、同展を基にひとつの「見取りView More >
※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 『会田誠展:天才でごめんなさい』展示風景、森美術館 2012/11/17-2013/3/31 Courtesy Mizuma Art Gallery 撮影:渡邉 修 写真提供:森美術館 森美術館(東京、View More >
原美術館では『MU〔無〕—ペドロ・コスタ&ルイ・シャフェス』(2012年12月7日-2013年3月10日)を開催している。会期中には、ペドロ・コスタとルイ・シャフェスによるアーティストトークをはじめ、杉田敦、諏訪敦彦、港千尋、瀬下直樹を講師に、ふたりの作品を含むポルトガルの現代美View More >
今回は『MOTアニュアル2012』展の企画者・西川さんとの往復書簡。このやりとり自体が、同展での田中功起出品作のひとつでもあります。多様な意見・評価が生まれたこの展覧会も、去る2月3日に終了。西川さんから田中さんへの2通目の手紙には、そうした反響をふまえつつ、改めてこのグループ展View More >
スタジオ・ムンバイについて 文/日埜直彦 Studio Mumbai Reading Room ではなぜあなたは建築をやっているのか?と敢えて聞かざるを得なかった。 スタジオ・ムンバイを主宰するビジョイ・ジェイン氏のインタビューを進めながら次第につのってきたのはある種の戸惑いで、View More >
前回はこちら アン・グラハム「Shinohara’s House」より(会場:五ケ浜・篠原幸三郎家住宅) 写真提供:水と土の芸術祭実行委員会 新潟(以下、ここでは新潟市の意)が、かつて小倉と並び、原子爆弾の投下目標の候補になっていたことは、今ではよく知られている。実View More >