Videmus(われわれが見る)――小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」 文/平倉圭 すべての画像:小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」(『14の夕べ』、2012年9月5日、東京国立近代美術館)写真:前澤秀登 人は思考する。物 thing は思考するだろうか。――思考しない。もしくはView More >

Videmus(われわれが見る)――小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」 文/平倉圭 すべての画像:小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」(『14の夕べ』、2012年9月5日、東京国立近代美術館)写真:前澤秀登 人は思考する。物 thing は思考するだろうか。――思考しない。もしくはView More >
インディペンデントキュレーターの東谷隆司が2012年10月16日に亡くなった。1999年に世田谷美術館で『時代の体温』という日本の美術史に残る展覧会を企画した後、オペラシティギャラリー、横浜トリエンナーレ、森美術館の、いずれも立ち上げに関わった彼は、2008年に複数のキュレーターView More >
ナスはナスだ 訳・責任編集/牧陽一 このインタビューは雑誌『今日美術』2008年11月22日号に収録された内容をもとにしています。 今日美術編集部(以下、KG) 2006年からあなたは3年連続して、『アートレビュー』誌が毎年発表している、アート業界のパワーを示すランキング、「ThView More >
思索と行動の全てが作品なのか 文/牧陽一 2012年の9、10月、尖閣諸島(釣魚島)の問題が浮上した時、艾未未は「釣魚島が誰のものかよりも中国が誰のものかを考えろ」とツイッターで発言していたが、この時、私の脳裏を巡ったのは彼の作品「中国地図」だった。清朝の寺院の廃材である鉄梨木をView More >
Zena El Khalil (on screen), Sputniko! (at right) and moderator Deena Chalabi (at left) during Session 3 of the symposium “Pop-up MathaView More >
今回は、田中さんも参加する『MOTアニュアル2012』展の企画者・西川さんとの往復書簡。このやりとり自体が、同展での田中功起出品作でもあります。その展覧会オープンを経て、田中さんからの2度目の書簡。グループ展の意義について考えつつ、作家の制作が生活と地続きの中で生まれてくるとすれView More >
※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 大竹伸朗『ダブ平&ニューシャネル』(部分)(1999年) 「時代の体温 ART/ DOMESTIC」展より 撮影:中野正貴 写真提供:世田谷美術館 インディペンデント・キュレーターの東谷隆司が亡くなったView More >
今回の往復書簡は、田中さんも参加する『MOTアニュアル2012』展の企画者・西川さんとの意見交換。実はこのやりとり自体が、同展での田中さん出品作でもあります。ひとつの展覧会を舞台に、企画する側と参加する側、また、依頼する者とされる者という関係をゆさぶる中で、展覧会/企画者/参加作View More >
インタビュー / 牧陽一 艾未未 撮影:牧陽一 牧陽一(以下MY)自由とは何か、民族とは何か、人間とは何か、芸術とは何か、建築とは何か。艾未未さんのことばは、哲学的な思考を我々にたくさん与えてくれました。艾未未さんの文章や行動のひとつひとつに我々は考えさせられました。非常に素晴らView More >
前回はこちら 大友良英×飴屋法水たち「Smile」 撮影:村井勇 撮影日:7月16日 写真提供:水と土の芸術祭実行委員会 不思議とこの夏は、なにかと新潟に足を運ぶ機会に恵まれた。前回とりあげた大林宣彦監督の映画『この空の花』が縁となり招かれた長岡の大花火大会のほかにも、十日町を中View More >
国内外で活躍する気鋭のアーティストが、アートをめぐる諸問題について友人知己と交わす往復書簡。ものづくりの現場で生まれる疑問を言葉にして他者へ投げ、投げ返される別の言葉を待つ……。 第8回のお相手は、東京都現代美術館キュレーターの西川美穂子さん。最新の企画展『MOTアニュアル201View More >
広島市現代美術館では『ス・ドホ in between』(2012年8月4日〜10月21日)を開催している。トークシリーズ『《ブループリント》の下で』は同展関連企画として、同時期に開催されたコレクション展に特別展示として出品された「ブループリント」(2010年のヴェネツィア・ビエンView More >