若林奮《Run and Rest》1996年、鉄、168.0×200.0×609.5cm 撮影:山本糾
練馬区立美術館コレクション 若林奮-Run and Rest-|寺田真由美-不在の存在-
2026年7月25日(土)–10月18日(日)
練馬区立美術館 企画展示室1・2
https://www.neribun.or.jp/museum.html
開館時間:10:00–18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月(ただし、9/21、10/12は開館)、9/24、10/13
展覧会URL:https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202606171781677585
練馬区立美術館では、同館の収蔵作品を中心に、戦後日本の現代彫刻を牽引した若林奮を個展形式で紹介する「若林奮-Run and Rest」、2000年代前半よりニューヨークを拠点に活動を続ける寺田真由美を個展形式で紹介する「寺田真由美-不在の存在-」を同時開催する。
若林奮(1936–2003/東京府生まれ)は、主に鉄を素材として「自然」、「時間」、「空間」などに対する独自の観察や思索を抽象的な形態に表現。1980年と1986年にヴェネツィア・ビエンナーレ日本館に出品。主な個展に「若林奮 デッサン・彫刻展」(神奈川県立近代美術館、1973)、「今日の作家 若林奮展」(東京国立近代美術館、1987/京都国立近代美術館、1987-88)、「ISAMU WAKABAYASHI」(マンハイム市立美術館、1997/ルードヴィヒ・フォーラム・アーヘン、1998)、「若林奮展」(豊田市美術館、2002)など。没後も「若林奮 飛葉と振動」(名古屋市美術館、2015/神奈川県立近代美術館 葉山、2015/府中市美術館、2016/うらわ美術館、2016)、「若林奮 森のはずれ」(武蔵野美術大学 美術館、2023)など、美術館規模で制作活動を振り返る展覧会が開かれている。練馬区立美術館では、2024年度に彫刻《Run and Rest》(1996)、版画《GRASS》(1993)、ドローイング、あわせて70点の寄贈を受け、本展が新収蔵作品を公開するとともに、若林の立体と平面を行き来する制作の一端を紹介する初の機会となる。
寺田真由美《curtain 010401》2001年、ゼラチン・シルバー・プリント、50.8×61.0㎝
寺田真由美(1958年東京都生まれ)は、室内模型を作成し、まるで本物の一室のように見立てて撮影した内省的な雰囲気の写真作品を制作してきた。白を基調としたモノクロームを特徴とするが、近年の作品には淡い色彩も表れ、最近では石彫にも挑戦するなど、創作の領域を広げている。2001年よりニューヨークを拠点に活動し、日本とアメリカを中心に作品を発表。練馬区立美術館が、2010年から幅広い視野で現代美術の動向の一端を紹介する目的で始めた企画展「PLATFORM 2010」の第1回目に、個展「寺田真由美-不在の部屋」を開催(※同時開催「若林砂絵子-平面の空間」)。以来、同館では16年ぶりの個展となる本展では、初期の立体から、代表的な写真作品とその模型、そして彫刻まで、その幅広い制作活動を振り返る。
関連イベント
講演会「Run and Rest 若林奮の時空」
2026年8月8日(土)14:00–15:30
講師:水沢勉(美術史家・美術評論家)
会場:サンライフ練馬 3階研修室
定員:70名(事前申込・抽選)
対象:中学生以上
参加費:無料(要観覧券 ※当日以外の半券も可)
申込締切:2026年7月24日(金)必着
詳細:https://www.neribun.or.jp/event/detail_e.cgi?id=202606251782382748
アーティストトーク
2026年9月5日(土)14:00–(40分程度)
講師:寺田真由美
会場:練馬区立美術館 企画展示室1・2
参加費:無料(要当日観覧券)※申込不要
若林奮《GRASS》1993年、リトグラフ・紙、97.5×80.5cm(3点組)
寺田真由美《white chair 150701pa》2015年、ピグメント・プリント、102.0×139.0㎝