プラチャヤ・ピントン「The Heat of the Empty Forward」@ SCAI PIRAMIDE
2000年代より数々の国際展で作品を発表、現在もシンガポール美術館で個展開催中の東南アジアを代表するアーティストのひとり、プラチャヤ・ピントンの日本初個展。
髙柳恵里:状況の現実 @ 照恩寺
髙柳恵里:状況の現実
2024年9月12日 – 10月28日
照恩寺、東京
守章:日高見中瀬 @ HIGURE 17-15 cas
守章:日高見中瀬
2024年2月17日 – 2月28日
HIGURE 17-15 cas、東京
GⅢ-Vol.154 CAMKコレクション 静物へのまなざし《熊本市現代美術館》
当館のコレクションから、「静物」を扱った作品をご紹介します。少し注意してほしいのは、これは「静物画」の展覧会ではないということ。そうではなく「静物をまなざすこと」について、皆さんと考えてみようという目的で作品を選びました。本年夏、当館では「ガラスの器と静物画 ―山野アンダーソン陽View More >
前橋の美術2024-やわらかなバトン- @ アーツ前橋、広瀬川・朔太郎橋付近、前橋市役所
前橋にゆかりのある美術関係者が実行委員会を務め2017年に始まった「前橋の美術」の第3回となる展覧会。会期半ばで終了した前回展からバトンを受け取り、未曽有の経験を経て社会が大きく変わろうとする中で活動を続ける59組の作家による表現が会すことで、どのようなときでもしなやかに対応できる“やわらかな輪郭”の表出を目指す。
椹木野衣 美術と時評106:日本列島の美術100年 — 関東大震災、ハチ公生誕・100年の年に
関東大震災から100年となる本年、多くの関連報道や論評が世に出るなか、筆者は一見するとそこには直結しない——しかし誰もがよく知る存在をめぐる展覧会を訪ねた。
艾未未のことば23:自由を求めた後で
現代中国の文学や芸術を研究する牧陽一責任編集による「艾未未のことば」。今回は台湾国際放送(Rti)で放映されたインタビューを翻訳掲載。天安門事件で学生指導者を務めた民主運動家ウーアルカイシを聞き手に、艾未未が自由や抵抗をテーマに人生を振り返る。
椹木野衣 美術と時評105:熱源と体温 — MOCAF「ART AFTER HUMAN」展
新型コロナ禍から約3年。マスク着用方針の見直しなどが進むなか、筆者はこの間の動きを、一見するとつながりの薄い12年前の福島原発事故との関係から考察する。昨秋と今春の福島訪問で感じた「熱源」をめぐる論考。
Punk! The Revolution of Everyday Life 東京藝大 @ 東京藝術大学大学美術館 陳列館
「パンク」の系譜をたどり直し、そこに通底する他者および自己への倫理といった原理を認め、その原理を共有する展覧会『Punk! The Revolution of Everyday Life』が東京藝大に巡回。
椹木野衣 美術と時評104:「小杉武久の2022」と和泉希洋志〈SOMA〉
2018年に亡くなった小杉武久の表現について、彼の他界後も続く関連企画を通じて改めて論考する。またその延長線上に、小杉と親交のあった和泉希洋志のスパイスカレー店での営みをひとつの表現活動としてとらえる。