佐藤克久「カットアウト-ヤマ」2007年 ©Katsuhisa Sato
リアル・ジャパネスク:世界の中の日本現代美術
2012年7月10日(火)–9月30日(日)
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/
開館日時:火–日、祝(7/17、9/18は休館)
10:00-17:00(金曜は19時まで)※入場は閉館の30分前まで
国立国際美術館では、『リアル・ジャパネスク:世界の中の日本現代美術』が開催される。
同展覧会は、20世紀後半における欧米美術の進展の行き詰まりにつづく価値の多様化、1960年代生まれの美術家の仕事の超克、美術情報の氾濫―こうした問題を克服して、真に新しい美術作品を制作することを1970年以降に日本に生まれた美術家の課題として設定している。出品作家9名の作品は、その主な特徴として、過去の様々な美術作品や生活の中で経験する物作り等からの柔軟な方法の選択や、視覚表現の謎の日本的感性による探求が挙げられる。日本現代美術の動向を踏まえた上で、それらの作品をふさわしいかたちで位置づけるとともに、今日における美術作品の意義についての考察を目論む展覧会となる。
関連イベント
アーティスト・トーク
大野智史、貴志真生也、竹川宣彰、南川史門(出品作家)
7月14日(土)14:00-
会場:同美術館B1階講堂
参加費:無料(先着130名)※午前10時から整理券を配布
泉太郎、佐藤克久、五月女哲平、竹﨑和征、和田真由子(出品作家)
8月4日(土)14:00-
会場:同美術館B1階講堂
参加費:無料(先着130名)※午前10時から整理券を配布
ギャラリー・トーク
中西博之(当館主任研究員)
9月8日(土)14:00-
参加費:無料(要観覧券、先着90名)※午後1時半から聴講用ワイヤレス受信機を貸出
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