アンドレアス・グルスキー展
2014年2月1日(土)-5月11日(日)
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp
開館時間:10:00-17:00(金曜は19:00まで)最終入場は閉館30分前まで
休館日:月(※4/28、5/5は開館)
特設ウェブサイト:http://gursky.jp
昨夏の国立新美術館での開催に続き、デジタル加工を取り入れた独特な画面構成の巨大な写真作品で知られるアンドレアス・グルスキーの個展が国立国際美術館にて開催される。
グルスキーは1955年旧東ドイツのライプツィヒ生まれ。80年代にデュッセルドルフ芸術大学に入学し、ベルント・ベッヒャーに師事。精密に描写された風景にさりげなく人影を配した作品で頭角を現す。それ以降も、プリントの大型化やデジタル技術を積極的に取り入れた独特の視覚世界の探求を進め、ポンピドゥー・センター、国立ソフィア王妃芸術センター、ニューヨーク近代美術館を巡回した個展(2001-)をはじめ、世界各地で作品の発表を続ける。
本展は、80年代の初期作品に始まり、日本で撮影した「東京証券取引所」(1990)や「カミオカンデ」(2007)を含む代表作、2010年以降に撮影された「オーシャン」、「バンコク」の両シリーズなど、グルスキー自身が厳選した約50点の作品が紹介される。展示会場は時系列ではなく、年代やサイズの異なる作品の並置や同一シリーズ作品の点在など、独自の方法にしたがって構成される。
関連イベント
講演会
竹内万里子(国立国際美術館 客員研究員)
2014年2月23日(日)14:00-
会場:国立国際美術館B1階 講堂
定員:130名(先着順)無料 ※要本展観覧券
ギャラリートーク
植松由佳(国立国際美術館 主任研究員)
2014年4月19日(土)14:00-
会場:国立国際美術館B3階 展示室
定員:90名(先着順)無料 ※要本展観覧券