米国学芸員招へいプログラム「1960−1970年代の写真を中心に」
2013年1月30日(水)、31日(木)
IZU PHOTO MUSEUM(隣接特別会場:クレマチスの丘ホール)
http://www.izuphoto-museum.jp/
IZU PHOTO MUSEUMと国際交流基金が主催するシンポジウム「1960-1970年代の写真を中心に」が同美術館に隣接するクレマチスの丘ホールで二日間にわたって開催される。
シンポジウムの中心となるのは、1960代後半から1970年代にかけての写真というメディアにおいて行なわれた多彩な実験。この時代には、従来見られなかったような写真の使用や美術の領域からの写真への接近、さらには美術と写真の協同などの試みが見られたとされる。
二日間にわたり「風景/状況」、「スナップショットというイデオロギー」、「ポストモダニズム:引用と再解釈」の3つのテーマのもと、アメリカ合衆国の美術館や大学から専門家を招き、日本の写真家、評論家らとともにこの時代の写真作品や動向の紹介、欧米の動向を含めたディスカッションが行なわれる。各セッションのスケジュール及び登壇者は下記の通り。申し込み方法など詳細は次のURLを参照(http://www.izuphoto-museum.jp/event/101397781.html)。なお、同美術館では『宮崎学 自然の鉛筆』が4月14日まで、また近接するヴァンジ彫刻庭園美術館では『持塚三樹 Sun Day』が3月5日まで開催中。
セッション 1「風景/状況」
1月30日(水) 14:00–17:00
柴田敏雄(写真家)、畠山直哉(写真家)、ジョアン・キー(ミシガン大学)、中森康文(ヒューストン美術館)
セッション2「スナップショットというイデオロギー」
1月31日(木) 10:30–12:30
高梨豊(写真家)、甲斐義明(日本学術振興会特別研究員)、ロビン・ケルゼイ(ハーバード大学)、デヴィッド・リトル(ミネアポリス美術館)
セッション3「ポストモダニズム:引用と再解釈」
1月31日(木) 14:00–18:00
石内都(写真家)、光田由里(美術評論家)、ジェニファー・ブレッシング(グッゲンハイム美術館)、マイケル・ダーリング(シカゴ現代美術館)、エヴァ・レスピニ(ニューヨーク近代美術館)、マシュー・ウィトコフスキー(シカゴ美術館)、小原真史(IZU PHOTO MUSEUM)
そのほかのパネリスト
アマンダ・マドックス(ポール・ゲッティ美術館)、ブリット・サルヴェセン(ロサンゼルス・カウンティ美術館)
宮崎学 自然の鉛筆
2013年1月13日(日)−4月14日(日)
IZU PHOTO MUSEUM
http://www.izuphoto-museum.jp/
持塚三樹 Sun Day
2012年11月3日(土・祝)−2013年3月5日(火)
ヴァンジ彫刻庭園美術館
http://www.vangi-museum.jp/