『スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS』@ TOTOギャラリー・間


Tara House(Kashid, Maharshtra, India/2005)©Hélène Binet
『スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS』
7月12日(木)–9月22日(土)
TOTOギャラリー・間
http://www.toto.co.jp/gallerma/
開廊日時:火–土 11:00-18:00(金曜は19時まで)
※8月12日(日)–20日(月)は夏期休暇、9月22日(土・祝)は開館

国際的に知られるインド人建築家ビジョイ・ジェインが主宰を務めるスタジオ・ムンバイを紹介する展覧会『スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS』がTOTOギャラリー・間にて開催される。
ビジョイ・ジェインはインド、アメリカで異なる建築教育を受け、ロサンゼルスとロンドンで実務経験を積んだ後、95年に出身地ムンバイに帰国する。熟練職人と建築家からなる人的ネットワークにより設計・施工を一貫して行なうスタジオ・ムンバイを設立する。2010年、第12回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展にて「ワーク・プレイス」で特別賞を受賞している(同作品は2011年に東京都現代美術館で行なわれた『建築、アートがつくりだす新しい環境——これからの“感じ”』にも再構成して出品された)。
本展では、スタジオ・ムンバイで建築を検証するために実際に使われている素材、模型、スケッチ、モックアップなどをムンバイから移送し、東京という環境のなかで再構築した「Studio Mumbai in Tokyo」を提示する。展覧会タイトルである「Praxis(プラクシス)」は、スタジオ・ムンバイの存在と活動にとって重要な「Idea(理念)からPractice(実行)にいたるまでのすべての道程」を表している。
7月12日にはジェインによる講演会が津田ホール(東京都渋谷区)にて開催される。申込締切は6月24日、申込方法等詳細はTOTOギャラリー・間ウェブサイトを参照。
また、スタジオ・ムンバイは東京国立近代美術館の開館60周年企画として同美術館の前庭に「夏の家」を設計する。詳細及び制作プロセスは「夏の家(仮)ブログ」を参照。

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