片山真理 《bystander #023》 2016年
片山真理「帰途」
2017年1月21日(土)-3月20日(月・祝)
群馬県立近代美術館
http://mmag.pref.gunma.jp/index.html
開館時間:9:30-17:00 入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、3/20は開館)
群馬県立近代美術館では、装飾を施した義足を装着したセルフポートレートや、自身の身体をかたどった立体作品などにより、自らの身体・精神と世界との関係を作品化する片山真理の個展を開催する。
片山真理は1987年埼玉県生まれ。群馬県太田市で育つ。太田市立商業高校在学中の2005年に『群馬青年ビエンナーレ’05』(群馬県立近代美術館)で奨励賞受賞。2010年群馬県立女子大学美学美術史学科卒業。同年、『identity, body it.―curated by Takashi Azumaya―』(nca)に出品。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。同年『アートアワードトーキョー丸の内 2012』でグランプリ受賞。2013年『あいちトリエンナーレ 2013』出品。2014-2015年、アーツ前橋の『地域アートプロジェクト』により前橋にて滞在制作。同時期に初個展『you’re mine』(TRAUMARIS│SPACE)開催。2016年は『六本木クロッシング2016』(森美術館)、個展『shadow puppet』(3331アーツ千代田)、『瀬戸内国際芸術祭2016』参加企画『アーティスト in 六区 2016 vol.3 片山真理 bystander』(宮浦ギャラリー六区、直島)、アートプロジェクトおかやま『片山真理展 セルフポートレートとオブジェ』(ルネスホール、岡山)と各地で作品を発表。ほかにも歌手、モデルなど、多方面で活躍している。
本展は、『瀬戸内国際芸術祭2016』参加企画として直島で開催された個展『bystander』(傍観者)を引き継ぎつつ、故郷とのつながりを再確認するものである。直島では、初めて訪れた土地で自身の存在を異質なものとして意識し、また初めて他人の身体を作品のモチーフとして取り込んだことで、自他の関係性というテーマが浮かび上がった。本展では、直島で発表した立体をさらに増殖させ、幼少期より慣れ親しんだ土地──利根川や渡良瀬川の河岸、自動車が行き交う国道脇など──で撮影したセルフポートレートとともに展示する。
片山真理《on the way home #001》 2016年
片山真理 《on the way home #003》 2016年
関連イベント
片山真理トーク
2017年2月5日(日)14:00-
※要観覧料・申込不要
※詳細は公式ウェブサイトを参照
関連展示
片山真理「19872017」
2017年1月21日(土)-2月8日(水)
ガトーフェスタ ハラダ 本社ギャラリー
http://www.gateaufesta-harada.com/event_news/detail/61
開廊時間:10:00-19:00
会期中無休
同時開催
群馬青年ビエンナーレ 2017
2017年1月28日(土)-3月20日(月・祝)