鴻池朋子展『根源的暴力 Vol.2 あたらしいほね』@ 群馬県立近代美術館


鴻池朋子「皮緞帳」(部分)2015年、撮影:中道淳(ナカサ&パートナーズ)

鴻池朋子展『根源的暴力 Vol.2 あたらしいほね』
2016年7月9日(土)-8月28日(日)
群馬県立近代美術館
http://mmag.pref.gunma.jp/
開館時間:9:30-17:00 入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、7/18、8/15は開館)、7/19

展覧会担当:坂本里英子(セゾン現代美術館学芸員)
田中龍也(群馬県立近代美術館学芸員)

群馬県立近代美術館では、セゾン現代美術館の企画協力のもと、鴻池朋子の個展『根源的暴力 Vol.2 あたらしいほね』を開催する。

鴻池朋子は1960年秋田県生まれ。東京藝術大学日本画専攻卒業。現代の神話を探求すべく、絵画、彫刻、映像など、さまざまな手法を駆使したインスタレーションで知られる。これまでに、大原美術館や東京オペラシティなどでの個展や国内外の数多くの企画展で作品を発表してきたが、2011年の東日本大震災以降、人間と自然の関係性において深く悩み、それまでの制作を一旦中止し、動物−人間学、おとぎ話、考古学、人類学、民俗学などの分野の研究者とのコラボレーションを重ねている。現在、市街地から離れた山の避難小屋に美術館を開館する「美術館ロッジ」(2012-)や、人々の物語を語り継いでいく「物語るテーブルランナー」(2014-)などのプロジェクトを継続している。

本展は、6年振りの個展となった『根源的暴力』(神奈川県民ホールギャラリー、2015)からさらに変容を続ける「皮緞帳」をはじめ、同展出品作品を中心に、新作も交えてまったく新しいインスタレーションを試みる。会期中には、山川冬樹をゲストに迎えたトークなどが行なわれる。

関連企画
アートコンプレックス&トーク「あたらしいこえ」
出演:山川冬樹(ホーメイ歌手、アーティスト)、鴻池朋子
2016年8月6日(土)14:00-16:00
会場:群馬県立近代美術館 展示室内
定員:50名(先着順)要当日観覧券
※要予約:http://mmag.pref.gunma.jp/art-event/newbone.htm

学芸員による作品解説会
2016年7月20日(水)
2016年8月13日(土)ゲスト:坂本里英子(本展企画者、セゾン現代美術館学芸員)
各日とも14:00-15:00
※要当日観覧券、申込不要


鴻池朋子「planet#1 first words」2013年


鴻池朋子「皮絵 赤い水」2015年

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