ソフィ カル展関連書籍/ザ・ミュージアムショップより[原美術館]

東京・原美術館ザ・ミュージアムショップより、6月30日[日]まで開催中の「ソフィ カル―最後のとき/最初のとき」展関連書籍のご紹介です。

『Blind』
本書は、ソフィ カルが盲目についての考えのもと制作した、初期のものを含む3つの作品により構成されています。1986年の「The Blind(盲目の人)」では、先天的に目の見えない人々に彼らのもつ「美のイメージとは何か」と問いかけます。 1991年の「Blind Color(色盲)」では、盲目の人々に彼らが見たものを話してもらい、その描写をラウシェンバーグらアーティスト達がモノクロームについて記したものと比較しました。2010年の「The Last Image(最後に見たもの)」(本展出品作品)では後天的に視力を失った人々に彼らが見た最後のイメージを取材し、写真とテキストで綴ります。視覚、認識に関するソフィ カルの問いかけは「美とは何か」、「見るとはどういうことか」を我々に静かに思考させます。テキストはすべて点字入り。

英語(原美術館でご購入の場合のみ和訳付)
ハードカバー、カラー108ページ。
サイズ:216×311×20mm
¥9,500 (税込)

『DOULEUR EXQUISE 「限局性激痛」』
1999年、原美術館での個展のために制作された作品『限局性激痛』のフランス語版作品集(2003年発行)です。本書は2部構成となっており、第1部はソフィ カル自身が奨学金を得て日本へ向かうためパリを旅立ち、人生最悪の日を迎えるまでの出来事を最愛の人への手紙と写真とで綴ったカウントダウン。第2部はその不幸話を他人に語り、相手の最も辛い経験を聞くことで、少しずつ心の傷を癒していくカウントアップとなります。失恋の話、視力を失った話―自分の人生をさらけ出し、「心の痛み」を綴ったテキストは、丁寧に鑑賞者の心に届けられます。

フランス語(原美術館でご購入の場合のみ和訳付/一部和訳の無い箇所がございます。ご了承ください。)
ハードカバー、カラー281ページ。
サイズ:197×107×24mm
¥3,990(税込)

*「限局性激痛」は別館ハラ ミュージアム アークでの関連展示「紡がれた言葉―ソフィ カルとミランダ ジュライ/原美術館コレクション」にて、6月26日[水]までご覧頂けます。

原美術館では特別に、『Blind』、『DOULEUR EXQUISE 「限局性激痛」』に英語テキストを和訳した小冊子をセットにして販売いたします。

上記以外にも、4~5種類程のソフィカル洋書をお取り扱いしております。また、4月中に、ソフィの新作書籍『Voir la mer』も入荷予定。(4月18日追記: 発行延期のため、6月以降に入荷予定になりました。)

詳細はお尋ねください。

原美術館ザ・ミュージアムショップ
TEL: 03-3445-2069
E-mail: shop@haramuseum.or.jp
http://shop.haramuseum.or.jp

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「ソフィ カル―最後のとき/最初のとき」
6月30日[日]まで

*別館ハラ ミュージアム アークでの関連展示
「紡がれた言葉―ソフィ カルとミランダ ジュライ/原美術館コレクション」
6月26日[水]まで

「坂田栄一郎─江ノ島」
7月13日[土]-9月29日[日]

原美術館とハラ ミュージアム アークはTwitterで情報発信中。
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原美術館ウェブサイト
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