「A-LAB Artist Gate’25」@ A-LAB

2025年10月18日 - 12月14日

開催年の春に大学・専門学校・大学院のいずれかを卒業・修了し、新たな段階へ進む若手アーティストを紹介する企画。審査員に、映像作家の林勇気、大阪中之島美術館主任学芸員の中村史子、画家の野原万里絵を新たに迎え、岡田真由美、岡留優、橋本唯瑶、橋本梨生、寇薇佳が出展する。

田畑あきら子展 @ 新潟県立万代島美術館

2025年11月22日 - 2026年1月12日

生前駆け出しの若手作家として、たった一度きりの個展を開いて亡くなったにもかかわらず、詩人の吉増剛造や、美術評論家の洲之内徹らが没後間もない時期から雑誌にとりあげ、彼女の作品を大切に思う人々の手により語り継がれてきた画家、詩人の田畑あきら子の大規模回顧展。

「Transcending Borders 越境」@ CADAN 大手町

2025年10月31日 - 11月21日

CADAN(⼀般社団法⼈⽇本現代美術商協会)が東京・大手町に新たなスペース「CADAN大手町」を開設。新スペース最初の展覧会は、「越境」をテーマに関西を拠点にする4軒のギャラリーが、それぞれの視点から選んだ8人のアーティストを紹介する。

キュレーション公募2025選定 展覧会「コンパスと遠近の囁き」@ ギャラリー無量

2025年10月24日 - 11月16日

新たなキュレーションに挑むキュレーターを対象とした公募「キュレーション公募2025」の選定企画。本展では、物理的な距離や境界の意味が変容する現代において、「測る」という行為の本質を問い直す必要があると考え、中根隆弥、羽室陽森、平井亨季、保泉エリの4名がそれぞれの「コンパス」で砺波の土地を辿り、表現として開拓する。

キュレトリアル・スタディズ16:荒木悠 Reorienting ―100年前に海を渡った作家たちと― @ 京都国立近代美術館

2025年10月7日 - 12月7日

「キュレトリアル・スタディズ」の第16回として、京都を拠点に活動するアーティスト・映画監督の荒木悠の展覧会を開催。2025年夏にポルトガルで撮影した初公開の新作映像1点と、22歳時の短編を含む過去作3点の計4点を展示するほか、館所蔵の作品をあわせ、総計20点超で構成される。

ターニヤ・アル゠フーリー & ズィヤード・アブー・リーシュ「電力と権力を探して」@ 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA

2025年10月11日 - 11月16日

レバノン内戦下に生まれたライブ・アーティストのターニヤ・アル゠フーリーと、その夫で歴史家のズィヤード・アブー・リーシュによる展覧会。レバノンが、数十年間に及ぶ電力危機とこれに端を発する政情不安に見舞われてきたことを背景に、ふたりはこの問題の根源を解明するプロジェクトに乗り出し、その過程で得た事実を観客参加型のサウンドインスタレーション形式で提示する。

女子美術大学創立125周年記念展 この世界に生きること @ スパイラルガーデン

2025年10月29日 - 11月3日

女子美術大学が創立125周年を記念し、同学出身者の飯山由貴、サエボーグ、繁殖する庭プロジェクト(小宮りさ麻吏奈+鈴木千尋)の3組4名の作品を展示するとともに、同学卒業生38組39名の活動をインタビュー映像と写真で紹介する展覧会をスパイラルガーデンにて開催。

三上晴子没後10年追悼展「MIKAMI MEME 2025|三上晴子と創造のミーム」@ √K Contemporary

2025年10月18日 - 11月22日

メディアアートの先駆者のひとりとして、その発展に大きく寄与したアーティスト、三上晴子の没後10年追悼展を開催。三上と出会い対話をするなかで、彼女のミーム(文化的遺伝子)を受け継ぎながら、独自の世界を生み出してきたアーティストが作品を発表。

プラカードのために @ 国立国際美術館

2025年11月1日 - 2026年2月15日

美術家・田部光子が残した言葉と作品を出発点に、それぞれの生活に根ざしながら、生きることと尊厳について考察してきた田部を含む牛島智子、志賀理江子、金川晋吾、谷澤紗和子、飯山由貴、笹岡由梨子の7名のアーティストの作品で構成した展覧会。

沖縄戦後80年企画「戦ぬ前(いくさぬめー)―沖縄文化の近代―」@ 沖縄県立博物館・美術館

2025年11月1日 - 2026年2月1日

沖縄戦後80年にして、「新しい戦前」という言葉が語られる現在、琉球国が沖縄県となった「世替わり」から太平洋戦争へと至るまでの美術、工芸、メディアを通して、文化と戦争の関係を見つめ直す展覧会。

ジャネット・カーディフ《40声のモテット》@ 長崎県美術館

2025年10月17日 - 11月16日

音響・メディア技術を駆使した独創的なインスタレーションで知られるカナダ出身のアーティスト、ジャネット・カーディフの初期代表作《40声のモテット》を、隈研吾が手がけた長崎県美術館で体験する展覧会。

装いの翼 いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子 @ ちひろ美術館・東京

2025年10月31日 - 2026年2月1日

第二次世界大戦後、絵本画家、詩人、美術作家としてそれぞれ活動したいわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子の作品とことば、愛用の品や写真などを展示し、三者三様の美意識や生き方と、自由と平和を求める共通の思いを浮き彫りにする。

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