長谷川新が企画する『約束の凝集』の第四弾は荒木悠の個展。2009年頃の過去作から、未発表作、最新作にいたるまで、荒木が撮影した映像を中心に発表する。
長谷川新が企画する『約束の凝集』の第四弾は荒木悠の個展。2009年頃の過去作から、未発表作、最新作にいたるまで、荒木が撮影した映像を中心に発表する。
16歳から29歳までの若い世代を対象とした公募展『群馬青年ビエンナーレ2021』。318組(321人)から459点の応募から入選した50名による50点が一堂に会する。
TCAAの4回目の募集を2021年6月14日より開始。現在、第1回受賞者の風間サチコと下道基行による受賞記念展を東京都現代美術館で開催中(6月22日まで)
ヴィデオ・アートの黎明期より、ヴィデオによる日記や映像と彫刻を組み合わせた「ヴィデオ彫刻」といった先駆的な実践を試みたことで知られる久保田成子の大規模な回顧展を開催。
建築と地球の関係、人間が環境に及ぼす影響を考察しながら、自然と響き合うような力強い造形、実験から導き出した独自の構法を軸に、建築の可能性を追求するアンサンブル・スタジオの活動を紹介。
韓国国内有数の現代美術賞である韓国美術家賞2021の最終候補に、キム・サンジン、バン・ジョンア、オ・ミン、チェ・チャンスク。受賞者を決める展覧会は今秋開催。
COVID-19の影響により、例年とは異なる日程で開催した韓国美術家賞2020。朝鮮半島伝統の建築様式の韓屋に使用される扉と民謡から着想した新作インスタレーションを発表したイ・スルギが受賞。
一般社会と同じく男性中心的な価値観が支配的な位置を占めてきた美術界で、それぞれが置かれた環境や時代の変化のなか、50年以上にわたって創作活動をつづけてきた女性アーティストに光を当てた企画展。
2021年5月7日、テート・ブリテンはターナー賞の2021年度の最終候補として5組のアート・コレクティブを選出。最終候補のすべてをアート・コレクティブが占めるのは、ターナー賞の40年近い歴史における初の出来事。
ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island −あなたの眼はわたしの島−
2021年4月6日 – 6月20日
京都国立近代美術館
企画:牧口千夏(京都国立近代美術館主任研究員)
最小限の身振りや演出、配置によって、所与の世界を塗り替える実践を積み重ねてきた髙柳。本展では、作品を展示することを「デモンストレーション」と捉え、そこに示されるあからさまな現実に直面することを企図する。
前回、グローバリズムに回収されない強度を持ち得る表現を「ART/DOMESTIC 2021」として論じた筆者。これに対するある応答を受け止めつつ、福島と大分、各々の地から生まれた美術を見つめる。