「彫漆」とは、器物の表面に漆を幾重にも塗り重ねて層を作り、その上から模様を彫るもので、江戸時代末期の高松で活躍した讃岐漆芸の祖・玉楮象谷が中国の技法を研究し、讃岐漆芸の技法として確立しました。音丸耕堂(1898-1997)は、象谷、石井磬堂ら先人の優れた技術を継承すView More >

「彫漆」とは、器物の表面に漆を幾重にも塗り重ねて層を作り、その上から模様を彫るもので、江戸時代末期の高松で活躍した讃岐漆芸の祖・玉楮象谷が中国の技法を研究し、讃岐漆芸の技法として確立しました。音丸耕堂(1898-1997)は、象谷、石井磬堂ら先人の優れた技術を継承すView More >
年に一度の現代アートのグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」。2009年よりスタートし、8 回目の開催となる今回のテーマは「つながりかえる夏」です。 今年で開館30周年を迎える高松市美術館。そこで、今一度“開かれた美術館”を意識し、世代を越えた幅広い層にアクセスしてView More >
【期 間】2018年5月26日(土)~7月1日(日) 【時 間】9時~17時(入館は16時半まで) 【入館料】一般300円 大学生150円 ※常設展観覧料を含む/団体は20名以上2割引) ※高校生以下・65歳以上・障害者手帳等所持者は無料 【休館日】月曜日(ただし休日の場合は翌日View More >
京都市美術館は、1933(昭和8)年に大礼記念京都美術館として開設され、1952(昭和27)年に現在の名称となりました。同館は近現代美術を展示する西日本最大の施設のひとつとして、現在にいたるまで大きな役割を果たしてきました。明治以降の京都を中心とした数多くのコレクションは日本近View More >
今から60年ほど前の1953(昭和28)年のこと。高松出身の画家木村忠太(1917-87)は、オランダ船で横浜を出港し、2ヶ月かけてマルセイユに到着するとパリに居を定めました。以来亡くなる1987(昭和62)年までフランスに留まり、光を探求し続け制作に打ちこみました。「光」へのView More >
高松コンテンポラリーアート・アニュアルは独創性、将来性のある作家を紹介する年に1 度の現代美術のグループ展で、2009年にvol.00として開催されて以来、今回で7 回目を迎えます。このたびのテーマは「物語る物質」。物質を新しい視点のもとで使用しユニークな世界を切り拓く6人の作View More >
世界的に活躍する写真家 所幸則の個展を地元香川で3年ぶりに開催。 所は、90年代からファインアートフォトグラファーとして国内外で高い評価を受け、2006年にその集大成的作品集『CHIAROSCURO 天使に至る系譜』を出版。これを機にそれまでのキャリアをリセットして、2007年かView More >
鏑木清方(かぶらき きよかた)[明治11(1878)~昭和47(1972)年]は、明治から昭和にわたって活躍し、美人画に独自の画境を切り拓いた近代日本画を代表する画家として広く知られています。平成29(2017)年が清方没後45年となるのを機に、その画業を改めて振り返る展覧会をView More >
この夏、蜷川実花を見逃せない!新潟、静岡から巡回。本展は高松が最終会場! 現代日本を代表する写真家で、映画、ファッション、広告など様々な分野で表現活動を行う蜷川実花。移りゆくものへの鋭敏な感性に支えられ、夢のように美しく鮮やかな色彩で創り上げられた世界は、若い世代を中心に幅広い層View More >
愛媛県松山市在住の画家豊田泰弘。大学を卒業後、愛媛に拠点をおきながら関西を中心に作品を発表しています。 豊田の描く作品は、サンドマチエールの手法を下地に使い、車や飛行機、食べ物、傘などをモチーフに、人々が日常の中でふと目にするものを描いていて、その作品からは、見るものに懐かしく遠View More >
2016年に、香川県内で開催された『かがわ・山なみ芸術祭』は、「NPO法人かがわ・ものづくり学校」が主催して、2013年から3年ごとに開催されている芸術祭です。この芸術祭では、全国に公募して選考されたアーティストと作品が、制作期間を含め県内の山間地域の人々の生活に溶け込み共存しView More >
絵本作家・林明子さんが初めて手がけた物語絵本『はじめてのおつかい』が誕生して約40年が経ちました。この作品をきっかけに林さんは『こんとあき』『おつきさまこんばんは』『はじめてのキャンプ』『はっぱのおうち』など数々の名作を生み出してきました。子どもたちが見せるほんのわずかな心の揺らView More >