高松市美術館コレクション+(プラス) ギホウのヒミツ  ― O JUN、鬼頭健吾、田淵太郎とともに

 

瀬戸内国際芸術祭2019県内連携事業/高松市美術館コレクション+(プラス) 

ギホウのヒミツ ― O JUN、鬼頭健吾、田淵太郎とともに

特定のテーマのもと美術館コレクションとゲスト作家による作品を組み合わせて紹介する「高松市美術館コレクション+(プラス)」。今回は「技法」に注目し、作品制作の際に用いられる多彩な技法を紹介し、日本の現代アートの魅力に迫ります。

ゲスト作家は3人。[絵画]の章では、人物や風景などを余白を大きくとりながら描き、静けさの中にユーモアや不穏さなどが奇妙に同居するO JUN(おーじゅん/1956年東京都生)を紹介。過去から近年までの作品により独自の世界を概観する他、石田尚志による映像作品《REFLECTION》(高松市美術館蔵)が上映される空間で縦3.9、横2.3mの大作が公開制作されます(公開制作は4月27〜30日)。[立体]の章では、フラフープや手鏡など日常的な物質を用いて色彩や光が乱舞するめくるめく空間を作り上げる鬼頭健吾(きとうけんご/1977年愛知県生)を紹介。鬼頭がリスペクトしてやまない「具体」の作家・田中敦子の代表作《電気服》(高松市美術館蔵)と鬼頭の作品が組み合わせられ展示されます。[陶芸]の章では、シンプルな形状の器物から、割れを大胆に生じさせたオブジェまで、白磁の可能性を追求し続ける田淵太郎(たぶちたろう/1977年香川県生)を紹介。田淵がセレクトした戦後日本の前衛陶芸と田淵の作品が組み合わせられ展示されます。画像 鬼頭健吾《untitled(hula-hoop)》2017年 撮影:木暮伸也

 

展覧会基本情報

会期:
2019年4月20日(土曜日)~5月26日(日曜日)

休館日:
月曜日
※4月29日(月曜日)、5月6日(月曜日)は開館
※5月7日(火曜日)は休館

開館時間:
午前9時30分~午後7時
(但し日曜日は午後5時閉館/入室は閉館30分前まで)
※初日4月20日(土曜日)のみ展示室入室は午前10時15分から

会場:
美術館2階展示室

主催:
高松市美術館

協力:
ミヅマアートギャラリー、ケンジタキギャラリー、rin art association

観覧料:
【一般】800円(640円)※65歳以上も一般料金
【大学生】500円(400円)
【高校生以下】無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料

 

【展覧会詳細はこちら】http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibitions_2019/exhibitions_2019/ex_20190420.html

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