開館から積み重ねてきたメキシコ美術コレクションとその形成の歩みを、学芸員としてメキシコ美術の普及に努めた同館初代館長の本間正義の仕事とともに紹介。同時開催の「アーティスト・プロジェクト#2.0」は松平莉奈の個展。
埼玉県立近代美術館
没後30年 木下佳通代 @ 埼玉県立近代美術館
没後30年 木下佳通代
2024年10月12日 – 2025年1月13日
埼玉県立近代美術館
キュレーター:佐藤あゆか(埼玉県立近代美術館学芸員)、鴫原悠(埼玉県立近代美術館学芸員)
没後30年 木下佳通代 @ 埼玉県立近代美術館
関西を拠点に活動した木下佳通代の全体像を紹介する展覧会が、大阪中之島美術館より巡回。初期の油彩画から絶筆までの約120点の作品を取り上げ、3章構成で年代毎に足跡を辿り、一貫して「存在とは何か」という問いに向き合い続けた木下の全貌に迫る。
吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる @ 埼玉県立近代美術館
吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる
2024年7月13日 – 9月23日
埼玉県立近代美術館、埼玉
展覧会担当:平野到(埼玉県立近代美術館副館長)、菊地真央(埼玉県立近代美術館学芸員)
吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる @ 埼玉県立近代美術館
「もの派」の中核作家で、もの派の作風から離れた後も、さまざまな実験的な手法を通して絵画を探求した吉田克朗の制作の全貌に迫る初の回顧展。吉田にとっても、もの派の動向においても重要作品と言える《Cut-off (Paper Weight)》、《Cut-off (Hang)》の2点は本展に合わせて再制作。
アブソリュート・チェアーズ @ 埼玉県立近代美術館
主に戦後から現代までの美術作品における椅子の表現に着目した展覧会。椅子をめぐるアーティストの作品を通じて、社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを考察していく。
戸谷成雄 彫刻 @ 埼玉県立近代美術館
埼玉県立近代美術館では、1970年代から現在に至るまで半世紀にわたり、彫刻とは何かを問い続けてきた戸谷成雄の実践を振り返る大規模個展を開催する。本展は、戸谷の活動拠点である埼玉県と出身地である長野県という、2つの県立美術館による共同開催であり、長野県立美術館からの巡回展となる。
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桃源郷通行許可証 @ 埼玉県立近代美術館
日常や現実のはざまに潜在する事象を繊細に掬い取る6名のアーティストの作品と、埼玉県立近代美術館のコレクションとの遭遇を通じて、日常と非日常の裂け目から目に見えないものを想像したり、別の世界を経験したりする機会を提示する。