3月18日に開館30周年を迎えた東京都現代美術館は、2025年度の「MOTコレクション」を通じて、現代美術の流れを複数の視点から見直す特別企画を開催。第1期となる本展では、1935年から2025年の90年にわたる美術の輪郭を、10年ごとに区切った9つの部屋を通して描いていく。
開館30周年記念 MOTコレクション 9つのプロフィール 1935→2025 @ 東京都現代美術館
2025年4月29日 - 7月21日
2025年4月29日 - 7月21日
3月18日に開館30周年を迎えた東京都現代美術館は、2025年度の「MOTコレクション」を通じて、現代美術の流れを複数の視点から見直す特別企画を開催。第1期となる本展では、1935年から2025年の90年にわたる美術の輪郭を、10年ごとに区切った9つの部屋を通して描いていく。
第二次世界大戦が終わりを迎えた1945年から1995年までの50年間に制作され、18名の作家による絵画作品63点を通じて、戦後50年間に表出した「絵画」 という基本的なメディアの変遷を大画面の抽象画を中心に辿る。
1990年代半ばより日本の現代美術の収集をはじめ、3,500点以上に及ぶ質・量ともに日本の現代美術の最も重要な蓄積として知られる巨大なコレクションを築いてきた精神科医、高橋龍太郎というひとりのコレクターの目が捉えた現代日本の姿を、時代に対する批評精神あふれるアーティストたちの代表作とともに辿る。