高松市塩江美術館開館30周年記念「田淵太郎×岡本尚子 二人展『scenery』」

高松市塩江美術館は、今年で開館30周年を迎えました。それを記念して開催する第5弾の企画展は、陶芸家・田淵太郎(1977年~、高松市出身)と美術作家・岡本尚子(1979年~、大阪府茨木市出身)による二人展です。

田淵は、塩江の山中で窯を構え、白磁の新たな可能性を模索し続けています。薪焚きの灰や炎の力を受けた田淵の作品は、独特の表情で人々の心を引き付けます。また岡本は、田淵の作品のもつ独特なテクスチャーに美を見出し、自らの作品のモチーフにして描いています。本展では、田淵が作った“うつわ”と岡本がそれを見て描き出した“絵画”を並べて展示します。一見、抽象画のようで、その実どこまでも具象画である岡本の作品。生活の中で使用される身近な存在である“うつわ”をモチーフにすることで、私たちが見ているいつもの風景が新たな価値を帯びることに気づかせてくれます。2人の作品が共鳴して生まれる風景を是非お楽しみください。

期間:令和6年11月2日(土)~12月15日(日)

場所:高松市塩江美術館 企画展示室

時間:午前9時~午後5時(入室は午後4時30分まで)

観覧料:一般300円、大学生150円(常設展観覧料含む/団体は20名以上2割引)

※高校生以下及び65歳以上の方、身体障害者手帳等の所持者、高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生は無料

休館日:月曜日(11月4日(月・振替休日)は開館。11月5日(火)は休館。)

主催:高松市塩江美術館

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