カワイオカムラ「ムード・ホール」
2016年12月17日(土) – 2017年1月22日(日)
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
http://gallery.kcua.ac.jp/
開館時間:11:00 – 19:00
休館日:月曜(1/9は開館)、年末年始(12/29 – 1/4)、1/10
企画:「ムード・ホール」プロジェクトチーム
(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、金氏徹平、福岡優子、福永信)
サウンドディレクション:原摩利彦
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、デジタル・モデルアニメーションを中心に世界的に活動する京都拠点の映像制作ユニットカワイオカムラの9年ぶりとなる個展を行う。
カワイオカムラは京都市立芸術大学大学院卒業生の1968年大阪生まれの川合匠と、1968年京都生まれの岡村寛生によるユニット。1993年に結成され、彫刻と絵画が合体した巨大なライトボックス作品などを制作していたが、徐々にその絵画的、造形的要素は映像の中へと展開し、1997年の初個展『オーバー・ザ・レインボウ』(アートスペース虹)では初めて映像作品を制作。また1999年の個展『四角いジャンル』(京都市四条ギャラリー)では初のセルアニメ「HOLY & CHEAP」を発表。その後は主にデジタル・モデルアニメーションを中心に世界的に活動。第65回ロカルノ国際映画祭(2012年、スイス)にて初公開された「コロンボス」(2012)は、第53回クラクフ国際映画祭(2013年、ポーランド)で国際短編部門アニメーション最優秀賞、アルスエレクトロニカ・フェスティバル2014(オーストリア)ではコンピュータアニメーション/映画/VFX部門栄誉賞を受賞した。
2007年の個展『カワイオカムラマ——Summertime Blues Animation』(京都芸術センター)以来となる本展は「MOOD HALL」とも 「MOOD HOLE」とも聞き取れるキーワードをタイトルに、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAを含む堀川御池ギャラリーの全館を使って開催される。「ムード・ホール」プロジェクトの発表、最初期の映像作品の数々の再展示や第35回アルスエレクトロニカ・フェスティバル(コンピュータアニメーション/映画/VFX部門)で栄誉賞を受賞した映像作品「コロンボス」の日本初上映など、これまでのカワイオカムラ史上最大規模の個展となる。
ムード・ホール(2016)
AIRS(2005)
関連企画
オープニングアーティストトーク
日時:2016年12月17日(土)14:00
入場無料・申込不要
映像上映ライブ
ムード・ホール・ナイト(第一夜)
日時:2016年12月25日(日)20:00
入場無料・申込不要
映像上映ライブ
ムード・ホール・ナイト(第二夜)
日時:2017年1月14日(土)20:00
入場無料・申込不要
AMAZON(1993)