映像をめぐる冒険 vol.5 記録は可能か。 @ 東京都写真美術館


金坂健二「デモと警官」1961-79年 東京都写真美術館蔵
映像をめぐる冒険 vol.5 記録は可能か。
2012年12月11日(火)-2013年1月27日(日)
東京都写真美術館
http://syabi.com/
開館日時:火–日(12/24, 1/14は開館、12/25, 29-1/1, 15は休館)

東京都写真美術館では『映像をめぐる冒険 vol.5 記録は可能か。』を開催する。
同館は2008年から「映像をめぐる冒険」シリーズを毎年開催している。5回目となる今年は「記録としての映像」をテーマに映像というメディアの歴史を遡りながら、その今日的な役割を考察する。映像の誕生以来、私たちを取り囲む日常は日々刻々と変化し、映像が担う役割も複雑化し、現在では映画に限らず、テレビ、インターネットの動画配信、ソーシャルメディアを通じて、映像を観ること、発信することができる。映像は何を記録し、何を伝えることができるのか。そもそも映像とは何かを記録することができるものなのか。こうした問いを出発点として、本展では記録映像の変遷と可能性を、「通信—メッセージ」、「抗議と対話—アヴァンギャルドとドキュメンタリー」「記録—アーカイヴ」という観点からいくつかの事例とともに検証する。出品が予定されているアーティストには、金坂健二、小川紳介、宮井陸郎、ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・サニらが挙げられている。
会期中には出品作家らによる特別トークイベントや担当学芸員によるフロアレクチャーが予定されている。

特別トークイベント
ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・サニ
2012年12月11日(火)18:00-19:30
ゼロ次元・加藤好弘(美術家)、黒ダライ児(戦後日本前衛美術史研究家)
2012年12月22日(土)15:00-16:30
宮井陸郎、平沢剛(映画研究者)
2013年1月19日(土)15:00-16:30
会場:東京都写真美術館 1階アトリエ
定員:各回70名(当日10時より同館1階にて整理番号付き入場券を配布)無料(要本展チケット)

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