ミヒャエル・ボレマンス @ 臨済宗 建仁寺塔頭 両足院 水月亭


Milk 2003, pencil, watercolour on paper 17,5 x 23,5 cm © MICHAЁL BORREMANS / Courtesy of Zeno X Gallery, Antwerp

ミヒャエル・ボレマンス
2014年2月20日(木)-2月25日(火)
臨済宗 建仁寺塔頭 両足院 水月亭
鑑賞時間:10:00-,11:00-,13:00-,14:00-
定員:各回20名(要事前申込)
鑑賞料:500円

京都造形芸術大学企画室では、京都、建仁寺塔頭・両足院にて、特別展「ミヒャエル・ボレマンス」を開催する。

ミヒャエル・ボレマンスは、フランドル絵画の伝統を想起させるような精緻な技術で描き出される、静謐な気配の漂う作品を欧米諸国の美術館やアートスペースにて発表している。制作数に比して、ボレマンス自身が完成作と認め世に出す作品数が圧倒的に少ないことで知られる。現在、原美術館とギャラリー小柳にて個展を開催している。

本展は、芸術大学の今後の教育メソッドを検討する試みとして、「もしも圧倒的な技術、表現力を有し、異なる文化を背景にもつ現代アーティストが、日本の寺社において現地で襖絵や調度品を制作した場合、その作品はどのように心に伝わるのか?」という想像をきっかけに企画され、通常は非公開の寺院である両足院の水月亭にて、ボレマンスが京都滞在時に墨で描いた絵画を期間限定で一般公開する。

会場となる両足院は非公開の寺院のため、鑑賞は各日4回、各回20名のツアー形式となり、事前申込を要する。申込は下記URLを参照。


両足院にて制作に取り組むボレマンス氏 Photo: 森川昇

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