エリザベス・ペイトン:daystar 白露 @ 両足院


エリザベス・ペイトン《The Man in Me (Bob Dylan)》2023年
© Elizabeth Peyton Courtesy the artist and David Zwirner

 

エリザベス・ペイトン:daystar 白露
2024年9月8日(日)-9月24日(火)
両足院(京都府京都市東⼭区⼩松町591)
開場時間:13:00–17:00 入場は閉場30分前まで
料金:1,000円(拝観料として)
展覧会URL:https://www.davidzwirner.com/artists/elizabeth-peyton

 

京都・東山区祇園の両足院では、デイヴィッド・ツヴィルナー主催によるエリザベス・ペイトンの個展「エリザベス・ペイトン:daystar 白露」を開催する。

エリザベス・ペイトン(1965年アメリカ合衆国コネチカット州ダンベリー生まれ)は、親しい友人から歴史上の人物、同時代のカルチャーアイコンまで幅広い対象を歴史的かつ芸術的な研究を踏まえた肖像画や、文学や自我、美術史といった自身の関心を凝縮した静物画などを描いてきた。1984年から87年までニューヨークのスクール・オブ・ヴィジュアルアーツで学び、90年代初頭より絵画やドローイング、版画を中心とした制作で注目を集める。2008年より回顧展「Live Forever: Elizabeth Payton」がニュー・ミュージアムを皮切りに同展が国内外を巡回するなど、世界各地の美術館で個展を開催。2017年には原美術館で個展「エリザベス・ペイトン:Still life 静/生」を実現した。近年の主な展示に、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーにて同館所蔵品の歴史上の肖像画とともに紹介された「Elizabeth Peyton: Aire and Angels」(2019)、北京のユーレンス現代美術センターでの個展「Elizabeth Peyton: Practice」(2020)などがある。現在はニューヨークとパリに拠点を置く。

本展の会場となる両足院は、1358年に臨済宗⻩⿓派を受け継ぐ⿓⼭徳⾒禅師によって開⼭された臨済宗の寺院。近年、ミヒャエル・ボレマンス、サムソン・ヤン、杉本博司など、会場の特性を生かした展覧会を開催している。本展もまた寺院の環境を生かしつつ、ペイトンによる厳選された絵画、そして、インクによる作品、ドローイング、版画などの展示を行なう。

 


エリザベス・ペイトン《First Drawing of Paul (Paul Olivennes)》2023年
© Elizabeth Peyton Courtesy the artist and David Zwirner


Courtesy of Ryosokuin 撮影:八木夕菜

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