山下麻衣+小林直人:ノートとノートの中 @ 小山市立車屋美術館


山下麻衣+小林直人「Artist’ s Notebook #20」2015 年 アクリル絵の具、カンヴァス 撮影:木暮伸也

山下麻衣+小林直人:ノートとノートの中
2015年9月19日(土)-11月23日(月、祝)
小山市立車屋美術館
http://www.city.oyama.tochigi.jp/kyoikuiinkai/kurumayabizyutukan/index.html
開館時間:9:00-17:00 入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし、9/21、10/12、11/23)、9/24、9/25、10/13、10/23、11/4

小山市立車屋美術館では、「芝生の上を毎日走って∞を出現させる」、「砂浜から1本のスプーンを作る」のような無意味とも思える作業を遂行し、そのプロセスを記録した映像やオブジェなどを組み合わせて発表してきた現代美術ユニット、山下麻衣+小林直人の国内初となる美術館での個展『ノートとノートの中』を開催する。

山下麻衣は1976年千葉県生まれ。小林直人は1974年千葉県生まれ。高校時代に出会った山下と千葉は2001年から公式にユニットでの活動を始める。ともに東京藝術大学大学院を修了すると2004年にドイツへと渡り、ベルリンを拠点にしつつ、欧米の複数の都市での滞在制作するとともに、ウィーンのミュージアムクォーター(2014)、クンストフェライン・ゲッティンゲン(2011)での個展、ヨコハマトリエンナーレ2011、あいちトリエンナーレ2010をはじめ、数多くの展覧会に参加。現在は千葉県を拠点に活動している。

本展は、海外を拠点に活動してきた山下+小林のこれまでの活動を知る貴重な機会として、芝生の上を毎日走って∞を出現させた「infinity」(2006)や巨大な飴玉を舐め続け、普通のサイズのキャンディを作る「Candy」(2005)といった過去作のほか、ふたりがアイディアスケッチに使っていたノートの表紙を描き起こした絵画の新作が展示の中心をなすものとして発表する。

関連イベント
オープニングセレモニー&アーティストトーク
2015年9月19日(土)14:00-
会場:小山市立車屋美術館


山下麻衣+小林直人「Anne and Anne’ s Sculpture」 2012年 木、スチール製台座、HDヴィデオ

※上記以外の関連イベントは、美術館公式ウェブサイトを参照。

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