髙畠依⼦『泉』@ シュウゴアーツ


髙畠依子「Dust, prussian blue」2017年、copyright the artist、
courtesy of ShugoArts、写真:武藤滋生

髙畠依⼦『泉』
2018年4月14日(土)-5月19日(土)
シュウゴアーツ
http://shugoarts.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※オープニングパーティー:4月14日(土)17:00-

シュウゴアーツでは、髙畠依⼦の新作個展『泉』を開催する。

髙畠依⼦(1982年福岡県生まれ)は、絵の具を糸のように垂らして重ねて、生み出された緻密な平面の絵画作品で知られる。多摩美術大学絵画科を経て東京芸術大学大学院に進み、2016年に博士号を取得。東京芸術大学大学院の在学中には、制作活動とともに、バウハウスのテキスタイル科で教鞭を執るなど、制作者、教育者の両面で芸術に貢献したテキスタイル・アーティスト、アニ・アルバースを研究対象に、2015年にはアメリカ合衆国コネチカット州のアルバース財団に招聘され、同地で調査研究も行なっている。2014年には東京オペラシティアートギャラリーのproject Nで個展を開催。2016年には六本木に移転する前のシュウゴアーツ・ウィークエンドギャラリー(三宿)で個展『水浴』を開催している。

「作り、壊し、また作る」という弁証法的な作法をとる髙畠は、これまでに生乾きの絵の具を吹き飛ばす風の力を偶然性導入のための触媒として取り入れてきたが、本展では、新たに水や重力の働きをその制作過程に取り入れた新作絵画を発表する。


髙畠依子「水の惑星 Ⅱ」2018年、copyright the artist、courtesy of ShugoArts、
写真:武藤滋生


髙畠依子「Dust, prussian blue」2018年、copyright the artist、
courtesy of ShugoArts、写真:武藤滋生

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