視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人のドローイングを中心に @ ワタリウム美術館


ナムジュン・パイク《無題》1979年

 

アイラブアート16
『視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人のドローイングを中心に』

2022年1月22日(土)- 5月15日(日)
ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/
開館時間:11:00-19:00
休館日:月(ただし、3/21は開館)

 

ワタリウム美術館では、同館が所蔵するアンディ・ウォーホルやナムジュン・パイク、ヨーゼフ・ボイスら14人のアーティストによるドローイングやペインティング作品計160点と、本展のゲストアーティストとして招聘したさわひらきの映像作品《/home》、《/home (absent room)》、そして、新作ドローイングで構成する展覧会『視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人のドローイングを中心に』を開催する。

ワタリウム美術館は、その前身となるギャルリー・ワタリ時代より、新しいアート作品と出会いながら、アーティストと交流し展覧会つくる姿勢を受け継いできた。アンディ・ウォーホルの初めてのドローイング集《サムという名の25匹の猫と青い子猫ちゃん》、ナムジュン・パイクが代名詞とも言えるブラウン管のテレビを描いたドローイング、ヨーゼフ・ボイスが1984年に東京で描いた黒板ドローイング《コンティニュイティ(連続性)》など、本展に出品されるコレクションの数々は、そのような活動のなかで形づくられた。

本展では同館コレクションとともに、日常的な風景に寓話的イメージをそっと重ねた幻想的な情景を描き出す映像作品で知られるアーティスト、さわひらきの映像作品《/home》、《/home (absent room)》、新作ドローイングを紹介する。《/home》は、2017年に両親の転居を機に家具をすべて取り払った実家で撮影した作品で、壁紙のシミや家具の跡など、かつての生活の面影が色濃く残る空間は、作家本人だけでなく、鑑賞者も自分自身の記憶を重ね、それぞれが経験してきた時間を想起させるものとなる。

 

出品アーティスト
青木陵子、有馬かおる、伊藤存、アンディ・ウォーホル、オラファー・エリアソン、河原温、クリスト、さわひらき、ジュリアン・シュナーベル、ナムジュン・パイク、マルセル・ブロータス、キース・ヘリング、ヨーゼフ・ボイス、ジグマー・ポルケ、ジョナサン・ボロフスキー

 


青木陵子『変化する自由分子のWORKSHOP展』2020年 より


さわひらき《/home (absent room)》2017-2021年 ©hiraki saws

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