
佐藤直樹展:紙⾯・壁画・循環
2019年6月29日(土)-10月20日(日)
太田市美術館・図書館
http://www.artmuseumlibraryota.jp/
開館時間:10:00-18:00(展⽰室への⼊場は午後5時30分まで)
休館日:⽉(7/15、8/12、9/16、9/23、10/14⽇開館、翌⽇⽕曜⽇休館)
太田市美術館・図書館では、デザイナー・アーティストの佐藤直樹による個展『佐藤直樹展:紙⾯・壁画・循環』を開催している。本展では、佐藤が過去にエディトリアルデザインを手掛けた雑誌の誌面や、2014年以降制作を続けている木炭壁画をはじめとする絵画作品を展示している。
佐藤直樹(1961年東京都生まれ)は、北海道教育⼤学卒業後、信州⼤学で教育社会学・⾔語社会学を学ぶ。その後、美学校菊畑茂久⾺絵画教場に在籍し修了。1989年より出版業界に入り、1994年『WIRED』⽇本版創刊にあたりアートディレクターに就任。98年に独立しアジール・デザイン(現アジール)を設⽴。2010年にはアーツ千代⽥3331の⽴ち上げに参画し、3331デザインディレクターに就任する。2012年からスタートしたアートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO (TAT)」を機に、デザインから絵画制作へと活動の重⼼を移し、2013年には⽊炭壁画「そこで⽣えている。」の制作を開始。それ以後、作家として⼤館・北秋⽥ 芸術祭2014などに参加。2015年より多摩美術⼤学教授に就任。札幌国際芸術祭2017にはバンドメンバー(デザインプロジェクト担当)として参加している。



同館の「本と美術の展覧会」の第3弾として企画された本展は、佐藤がデザイナーとして過去に手掛けた作品と、美術作家として取り組み続けている木炭壁画の作品群を、初めて同時に展観する構成となっている。アートディレクションを⼿がけた雑誌『WIRED』⽇本版(1995-1997)をはじめとした雑誌・書籍等計約240件の紙⾯が展開されるほか、「植物⽴像」の新作5点や、『TRANS ARTS TOKYO 2013』で制作した⽊炭壁画「はじめ の「そこで⽣えている。」」(2013)、同作発表後も継続して制作している全長160mとなる作品「その後の「そこで⽣えている。」」(2014-2019)が公開されている。





関連企画
⿍談:〈アートとデザインの間〉から考える ※既に終了
出演:佐藤直樹(出品作家)、室賀清徳(編集者)、⼩⾦沢智(本展担当学芸員)
⽇時:2019年6⽉29⽇(⼟)午後2時〜3時30分(1時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員:80名
※参加費無料
⿍談:佐藤直樹になにが起こったか ※既に終了
出演:佐藤直樹(出品作家)、伊藤ガビン(編集者)、椹⽊野⾐(美術批評家)
⽇時:2019年7⽉6⽇(⼟)午後2時〜3時30分(1時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員:80名
※参加費無料
対談:絵は描けないものだから⼼配するな ※既に終了
出演:佐藤直樹(出品作家)、管啓次郎(詩⼈、⽐較⽂学者)
⽇時:2019年8⽉4⽇(⽇)午後2時〜3時30分(1時30分開場)
会場:当館3階視聴覚ホール
定員:80名
※参加費無料
クロージングトーク
出演:佐藤直樹(出品作家)
⽇時:2019年10⽉19⽇(⼟)午後3時30分〜4時30分
会場:展覧会場
定員:なし
※参加費無料、ただし会場が展⽰室のため、当⽇の観覧券が必要
※詳細は公式ウェブサイトを参照。