Dance New Air 2018|ダンス・フィルム:身体を透して映画が見える @ シアター・イメージフォーラム


シャロン・ロックハート『GOSHOGAOKA』

 

ダンス・フィルム:身体を透して映画が見える
2018年9月29日(土)-10月13日(土)
各日21:00-(10/1、10/7のみ20:00-)
会場:シアター・イメージフォーラム
http://www.imageforum.co.jp/theatre/

Dance New Air 2018:http://dancenewair.tokyo/2018/

 

シアター・イメージフォーラムでは、2018年10月3日より東京・青山を中心に開催されるDance New Air 2018のプログラムの一環として、全体のプログラムに先駆けて、9月29日より「身体を透して映画が見える」をテーマにフィルム・プログラムの上映を行なう。

Dance New Airは前身のフィスティバルを2002年に引き継ぎ、ダンスを取り巻く環境が大きく変貌し、「ダンス」と呼ばれる表現が多様化するなかで、200を越える作品の数々を紹介してきた。8回目の開催を迎える今回は「身体を透してみえてくるもの」をテーマに、劇場空間のみならず、屋外、映画館、書店などさまざまな場所を舞台で、ダンスパフォーマンスのみならず、展覧会、レクチャーやワークショップなど、さまざまなプログラムを展開する。

シアター・イメージフォーラムでは、イヴォンヌ・レイナーの短編映像作品集やマイケル・スノウの180分に及ぶ『セントラル・リージョン』(1971)、舞踏家の大野一雄への賛辞として、記録映像作家の長野千秋が制作した「O氏シリーズ」、「首吊り」というアクションを40年以上にわたって続けた首くくり栲象をドキュメントした余越保子の『Hangman Takuzo』(2016)などを上映する。上述のほか、シャロン・ロックハートが1996年に茨城・守谷のアーカススタジオに滞在した際に、フランクフルトバレエ団のスティーブン・ギャロウェイの振付の下、地元の中学校の女子バスケットボール部員を撮影した『GOSHOGAOKA』(1997)や、ジェームス・ベニングが故郷ミルウォーキーの工業地帯で撮影した1分間のショット60個で構成した『ワンウェイ・ブギウギ』(1978)、同作の27年後に全く同じ場所、同じ構図で、同じ演者を使った再現を撮影した『27年後』(2005)を上映する。上映スケジュールはこちら、あるいは、シアター・イメージフォーラムのウェブサイトを参照。

 

Dance New Air 2018
2018年10月3日(水)-10月14日(日)
http://dancenewair.tokyo/2018/

 


イヴォンヌ・レイナー『ファイブ・イージー・ピーセズ』


長野千秋『O氏の肖像』 写真:ボブ藤崎

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