VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち

1994年にスタートした「VOCA(ヴォーカ)展」は、絵画・写真などの平面の領域で国際的な活躍が期待される、 高い将来性のある若手作家の支援を目的として、VOCA 展実行委員会と上野の森美術館とが主催し、毎年開催している美術展です。

日頃から公平な立場で作家たちと接している、全国の美術館学芸員や研究者などから推薦された40 歳以下の作家を紹介しており、 現在の美術界をリードする存在を数多く輩出してきました。

「VOCA 展2023」では29名の出品作家のうち、グランプリとなるVOCA賞に永沢碧衣さんの《山衣をほどく》が決まった他、下記の通り各賞を選出しました。

それぞれの手法による、「平面作品」への探求をぜひ会場にてご覧ください。

 

VOCA賞 永沢 碧衣
「山衣をほどく」
アクリルガッシュ・岩絵具・熊膠・墨汁・ティッシュ、カンヴァス・木製パネル
249.5×399×4.5cm

 

VOCA奨励賞 エレナ・トゥタッチコワ
「手のひらの距離とポケットの土」
パステル鉛筆・水彩色鉛筆・ペン、セラミック・紙
142.1×320×2.7cm

 

VOCA奨励賞 ・ 大原美術館賞 七搦 綾乃
「Paradise IV」
アクリル・鉛筆・色鉛筆・墨汁、石膏・麻布・木材
151×400×4.5cm

 

VOCA佳作賞 黒山 真央
「SIBLINGS」
古着
250×400×20cm

 

VOCA佳作賞 田中 藍衣
「Running Around」
岩絵具・ガラスビーズ、和紙
204×324×4.1cm

会 場  上野の森美術館
会 期  2023年3月16日(木) 〜 3月30日(木)
休 館  会期中無休
時 間  10:00 〜 17:00*入場は閉館30分前まで

主 催  「VOCA展」実行委員会/公益財団法人日本美術協会 上野の森美術館

特別協賛 第一生命保険株式会社

選考委員 家村 珠代(選考委員長/多摩美術大学教授)
     荒木 夏実(東京藝術大学准教授)
     植松 由佳(国立国際美術館学芸課長)
     川浪 千鶴(インディペンデント・キュレーター)
     前山 裕司(新潟市美術館館長)

 

チケット
一般 800円(税込) / 大学生 400円(税込) / 高校生以下無料
*学生の方は、学生証・生徒手帳をご提示ください
*障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料 (要証明)

※新型コロナウイルス感染症対策の為、開催情報は変更の可能性があります。
※最新情報をHPでご確認ください。
※日時指定は不要ですが、混雑時には入場制限を行う場合があります。
※ご来場の際は必ずマスクをご着用いただき、検温、手指消毒、会場内での会話を極力控えるなど、
 感染症対策へのご協力をお願いいたします。

 

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