特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」

 

メキシコには35もの世界遺産があり、なかでも高い人気を誇るのが、古代都市の遺跡群です。前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻までの3千年以上にわたり、多様な環境に適応しながら、独自の文明が花開きました。本展では、そのうち「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあてます。

前1200年頃から広範な地域に栄え、暦や文字など高度な知識を有する王や貴族が中心となって、交易と戦争を繰り広げたマヤ文明。1325年に首都テノチティトラン(現メキシコシティ)を築き、軍事力と貢納制度を背景に繁栄を謳歌したアステカ文明。前1世紀から後6世紀までメキシコ中央高原に栄え、「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」「羽毛の蛇ピラミッド」を擁する巨大な計画都市を築いたテオティワカン文明。

火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築きました。本展では、普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫ります。

 

会場   国立国際美術館
会期   2024年2月6日(火)– 5月6日(月・休)
開館時間 10:00 – 17:00、金曜・土曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
休館日  月曜日(ただし、2月12日(月・休)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館し、2月13日(火)は休館)
観覧料  一般2,100円(1,900円) 大学生1,300円(1,100円) 高校生900円(700円)

※いずれも消費税込み
※団体は20名以上
※前売券は2023年12月11日(月)– 2024年2月5日(月)まで販売
※中学生以下無料(要証明)
※大学生・高校生の方は証明できるものをご提示ください。
※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明)
※本料金で同時開催のコレクション展もご覧いただけます。

主催 国立国際美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社
協賛 NISSHA
協力 アエロメヒコ航空、ダイキン工業現代美術振興財団
後援 メキシコ大使館
企画協力 メキシコ文化省、メキシコ国立人類学歴史研究所

都合により、会期および開館時間などが変更になる場合があります。最新情報は当館ホームページでご確認ください。
国立国際美術館ホームページ

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