生誕120周年記念 猪熊弦一郎回顧展 美しいとは何か

生誕120周年記念猪熊弦一郎回顧展 美しいとは何か
Genichiro Inokuma “Beautiful”


猪熊弦一郎《二人の裸婦と一つの顔》1989年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

会期:2022年4月2日(土)-7月3日(日)
休館日:月曜日(5月2日は開館)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

同時開催 常設展「猪熊弦一郎展」

開催概要

昨年、当美術館は開館 30 周年を迎えました。そして今年は、猪熊弦一郎(1902-1993)の生誕 120 周年にあたります。この節目にあらためて猪熊の画業を回顧します。
猪熊弦一郎はおよそ 70 年の画業を通じ、一貫して「美」の表現を追求しました。先人の偉業に学び、身近な自然や生活のなかにたくさんの美しいものを発見して、それらがなぜ美しいのか考え、研究し、何枚も何枚も絵を描いて、新しい美の創造に挑み続けました。本展は、猪熊が作品として生み出した多様な美と、美への思いを紹介するものです。作品とともに、「色」「形」「単純化」「バランス」といったキーワードや、猪熊が美について述べた言葉などを掲示し、美の探究の軌跡をたどります。
美はどこにでもある、と猪熊は言います。心の窓を開くことで新しい美しさが見えるようになる、とも述べています。本展がきっかけとなって、一人一人が自分にとっての「美しいとは何か」を考え、日々、身辺に美を発見し、生活が彩られることになれば幸いです。

[出品作品一例]


猪熊弦一郎《宇宙都市休日》1991年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

 

猪熊弦一郎《楽しい家族》1989年 ©公益財団法人ミモカ美術振興財団


猪熊コレクション 撮影:高橋章

◎プロフィール
猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう)
1902年香川県高松市生まれ。東京美術学校で藤島武二に師事。画家として、戦前はパリ、戦後は東京、ニューヨーク、ハワイと国内外で活動する。1991年故郷に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が開館。1993年逝去、90歳。
詳細はこちら→https://www.mimoca.org/ja/about/inokuma/

開館情報などは公式WEBサイトをご確認ください。
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