The 7th VH AWARD Key Visual. Image courtesy of VH AWARD.
2026年5月26日、韓国の自動車メーカー大手、現代自動車(ヒョンデ)グループは、アジアの歴史や文化を背景とする作品に取り組む新進のメディアアーティストを支援することを目的とした「VH AWARD」の第7回の公募を開始した(応募期間は7月21日(火)まで)。最終候補5名への制作支援や展示機会の提供のほか、大賞受賞者には30,000ドル(約480万円)が贈られる。
VH AWARDは、アジア出身あるいはアジアに拠点を持つアーティスト、アジアン・ディアスポラのアーティストを対象に制作費と国際的な発表の機会を提供する賞として、現代自動車グループが2016年に創設し、隔年で開催してきた。第3回までは韓国の作家を対象としていたが、2021年の第4回よりアジア全域へと対象を拡張。近年の大賞受賞者には、ローレンス・レック(第4回)、スバス・テベ・リンブー(第5回)、ウェンディ・ヤン(第6回)などがいる。
The 6th VH AWARD Presentation at Hyundai Motor Group’s Vision Hall. Image courtesy of VH AWARD. Photo: sonongji.
The 6th VH AWARD Presentation at Ars Electronica Festival 2025. Image courtesy of Ars Electronica. Photo: tom mesic.
The 6th VH AWARD Presentation at HEK (House of Electronic Arts). Image courtesy of HEK. Photo: Franz Wamhof.
最終候補に選ばれた5名には、新作制作のための助成金、オンライン・レジデンシー・プログラムへの参加、アルスエレクトロニカ・フェスティバルや、バーゼルのHEK(House of Electronic Arts)、シンガポール・アートウィーク2028、龍仁にある現代自動車グループのビジョンホールなど、メディアアートにおける世界各地の有力なプラットフォームでの作品発表の機会が与えられる。レジデンシー・プログラムは、オーストリアのリンツに拠点を置くアルスエレクトロニカとの新たな連携の下、マスタークラスやワークショップを通じて、新作制作を支援する。また、今回より最終候補5名のほか、より広い観点から有望なアーティストを顕彰する特別賞が新たに設立され、受賞者にはオンライン・レジデンシーの一部に参加する権利が与えられる。
第7回の審査員は、クリストル・バウアー(アルスエレクトロニカ・フェスティバル ヘッド)、ザビーネ・ヒンメルスバッハ(HEK[House of Electronic Arts]ディレクター)、オナー・ハーガー(アートサイエンス・ミュージアム ディレクター)、マッシミリアーノ・ジオーニ(ニューミュージアム アーティスティックディレクター)、韓国を拠点とするアーティストデュオのムン・キョンウォン&チョン・ジュンホが務める。
VH AWARD:https://vhaward.com/
