<オープン・プログラム>《原爆-ひろしまの図》公開修復


丸木位里・俊《原爆-ひろしまの図》1973年 

丸木位里・俊夫妻によって描かれた《原爆-ひろしまの図》は、夫妻の代表作である<原爆の図>シリーズの集大成ともいうべき作品で、広島市現代美術館の開館に合わせて収蔵されるまで、広島平和記念資料館に長く展示されていたものです。
制作から40年余りが経ち、剥落などの傷みが進む本作を、被爆70周年を機に修復し、ヒロシマを描いた所蔵品を次の世代に継承します。また今回は特別にこの修復作業を一般に公開し、美術館の重要な役割の一つでありながら、普段はあまり目にすることのない作品の保存事業についてご紹介します。

:::::修復作業の日程など詳細は下記ウェブサイトをご覧ください:::::
http://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/restoration/

日時:2015年7月18日(土)~9月27日(日)
休館日:月曜日[ただし、7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館、
7月21日(火)、9月24日(木)は休館]
会場:地下1階ミュージアムスタジオ
主催:広島市現代美術館
協力:吉備国際大学 大学院文化財保存修復学研究科 東洋美術研究室

●関連プログラム
「見よう!話そう!《原爆-ひろしまの図》」
美術館のスタッフといっしょにお話したり、ワークシートに記入しながら、修復中の《原爆-ひろしまの図》を鑑賞します。
日時:8月22日(土)、8月29日(土) 各日11:00~、14:00~(各回45分程度)
対象:小学生以上
定員:20名程度 ※各回30分前から受付、定員になり次第締切

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