わたしの村をめぐる物語 @ 福岡アジア美術館 アジアギャラリーB


『わたしの村をめぐる物語』 アウン・コー(ミャンマー)「アウン・コーの村」2010年-2011年

わたしの村をめぐる物語
2015年2月26日(木)-5月12日(火)
福岡アジア美術館 アジアギャラリーB
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/
開館時間:10:00-20:00 入室は閉館30分前まで
休館日:水(祝日の場合はその翌日)

福岡アジア美術館では、新収蔵品の「アウン・コーの村」(2010-2011)を中心に、近代化・都市化していく現代社会の中で、変わりゆく村に着目し、失われつつあるものや多様な共同体の姿を想像するコレクションを使用したテーマ展示『わたしの村をめぐる物語』を開催する。

新収蔵品の「アウン・コーの村」は、ミャンマー出身で現在もヤンゴンを拠点に活動するアウン・コーによる9点の写真からなる作品。アウン・コーは、一貫して子ども時代の記憶や体験、郷里の行事に関心を持っており、同作品も改造自転車に乗った人々とともに作家の故郷の村を巡る。2009年には第4回福岡アジア美術トリエンナーレにも参加している。また、第3回福岡アジア美術トリエンナーレに参加したシンガポール出身のザイ・クーニンが、シンガポールの南方、インドネシア領内にある諸島周辺の海で漁をしながら渡り暮らす島の人の歴史、文化の復興を記録したドキュメンタリー「リアウ諸島」(2003)も出品予定。

なお、同館アジアギャラリーAで開催中の『声なきVoice(こえ)』は3月24日まで。

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