すべての僕が沸騰する 村山知義の宇宙
2012年7月14日(土)–9月2日(日)
世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
開館時間:火–日、祝(7/16は開館、翌17日は閉館)
10:00-18:00 ※入館は閉館30分前まで
昨年より、神奈川県立近代美術館 葉山、京都国立近代美術館、高松市美術館を巡回した『すべての僕が沸騰する 村山知義の宇宙』が世田谷美術館で開催される。
大正から昭和初期にかけて新興美術運動の旗手として、前衛美術家グループ「マヴォ」や「三科」を結成した村山知義。ベルリン留学を経て、、その活動は日本の近代美術に決定的な影響を与えただけでなく、演劇やグラフィックなどさまざまな領域を横断する活躍をみせた。
本展では、村山が誕生する背景を神原泰、東郷青児、柳瀬正夢などの作品によって紹介する1章から、ベルリン留学時代の村山作品を、影響を受けたクレー、カンディンスキー、アーキペンコ、留学時代を共にした和達知男、永野芳光の作品とともに展示する2章、「マヴォ」や「三科」を結成し、多方面へと活動を展開させた村山を紹介する3章、童話作家、童画家としてのもうひとつの顔を紹介する4章、演劇人としての村山に焦点を絞った5章で構成される。
会期中には、筑波大学芸術系教授の五十殿利治や、ギャラリーTOM副館長の岩崎清による講演会や、やなぎみわ演劇プロジェクト「1924 人間機械」などが企画されている。
講演会「村山知義のベルリン 1922」
五十殿利治(筑波大学芸術系教授)
7月21日(土)14:00-
会場:世田谷美術館 講堂
参加方法:無料。当日10時より整理券配布 ※手話通訳つき
講演会「在りし日の籌子(かずこ)を追って」
岩崎清(ギャラリーTOM副館長)
7月28日(土)14:00-
会場:世田谷美術館 講堂
参加方法:無料。当日10時より整理券配布 ※手話通訳つき
やなぎみわ演劇プロジェクト「1924 人間機械」
8月3日(金)16:00-
4日(土)14:00-
5日(日)14:00-
会場:世田谷美術館講堂
チケット申込方法詳細:http://www.yanagimiwa.net/1924/1924_03.html