山本高之展 Facing the Unknown @ ケンジタキギャラリー


山本高之「Facing the Unknown」2012年 (Video Installation)よりスティル画像 © Takayuki Yamamoto. Courtesy : Kenji Taki Gallery

山本高之展 Facing the Unknown
2013年9月14日(土)-10月19日(土)
ケンジタキギャラリー(東京)
http://www.kenjitaki.com/
開廊時間:12:00-19:00
休廊日:日、月、祝

「教育」を中心的なテーマのひとつに子どものワークショップに基づく映像作品やインスタレーションで知られる山本高之の個展『Facing the Unknown』が、ケンジタキギャラリーにて開催される。

山本高之は1974年愛知生まれ。愛知教育大学大学院を修了後に渡英、2002年にはチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインにて修士号を取得する。子どもの会話や遊びに潜在する創造的な感性を通じて、普段は意識することのない制度や慣習の特殊性や個人と社会の関係性を描き出す作品を制作、発表している。2000年代前半はイギリスを中心に作品を発表し、2003年には第6回シャルジャ・ビエンナーレにも参加している。2000年代後半より、日本国内での発表も増えていき、森美術館の『笑い展 現代アートに見る「おかしみ」の事情』(2007年)やあいちトリエンナーレ2010、高松市美術館の『高松コンテンポラリー・アート・アニュアル Vol.2』(2012年)などに参加、そのほか、サンフランシスコのアジア美術館で開催された『アジアの亡霊』(2012年)やシンガポール国立大学美術館で開催された『Omnilogue: Your Voice is Mine』(2013年)など、継続的に発表を続けている。現在は土湯アラフドアートアニュアル2013(10月14日まで)に参加している。
さらに、千葉大学教育学部芸術学研究室などを母体とする千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)との共同プロジェクトや、珍しいキノコ舞踏団とシアタープロダクツとの「山本キノコシアター」など、実践の場の拡張を続けている。


山本高之「Facing the Unknown」2012年 (Video Installation)よりスティル画像 © Takayuki Yamamoto. Courtesy : Kenji Taki Gallery

なお、ケンジタキギャラリーでは、『塩田千春展 地と血』を9月21日まで名古屋のギャラリーにて開催中。その後、10月11日からはキム・ドクヨンの個展を予定している。

塩田千春展 地と血
2013年7月13日(土)-9月21日(土)

キム・ドクヨン展
2013年10月11日(金)-11月22日(金)
ケンジタキギャラリー(名古屋)

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