アマンダ・ヘン「もう一人の女№2」1997年 福岡アジア美術館
アジアの女性アーティスト展
アジアをつなぐ ―境界を生きる女たち 1984-2012
2012年9月1日(土)–10月21日(日)
福岡アジア美術館
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/
福岡アジア美術館では、アジア諸国の経済発展や社会意識、構造の変化の直中で生まれてきた表現を、女性アーティストに焦点を当てて紹介する企画展『アジアをつなぐ ―境界を生きる女たち 1984-2012』を開催する。
本展は、総勢45名のアーティストによる約120点の作品を通して、昨今のアジア美術に対する国際的な注目以前の1980年代からその軌跡を丹念にたどっていく。女性特有の問題意識、社会や歴史の中で周縁化された人々、暴力や死など、幅広いテーマを扱った作品により構成される。アーイシャ・ハーリド、アマンダ・ヘン、ツァオ・フェイ、ナリニ・マラニ、シルパ・グプタ、石川真生、塩田千春などが出品作家に挙げられている。オープニング・イベントとして予定されているユン・ソクナム、井上廣子、出光真子、阪田清子によるアーティスト・トークやイトー・ターリのパフォーマンス(あじびホール)のほか、さまざまな関連イベントが予定されている(美術館公式ウェブサイトを参照)。また、会期中(10月4日–8日)にはあじびホールにて『アジアの女性アーティスト展《映像特集ウィーク》』も企画されている。
アジアの女性アーティスト展《映像特集ウィーク》: http://faam.city.fukuoka.lg.jp/event/detail/32