マイク・ケリー『ヴィデオ』@ ワコウ・ワークス・オブ・アート


Bruce and Norman Yonemoto in collaboration with Mike Kelley Kappa (1986)
Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York

マイク・ケリー『ヴィデオ』
6月16日(土)–7月14日(土)
ワコウ・ワークス・オブ・アート
http://www.wako-art.jp/
開廊日時:火–土 11:00-19:00

今年1月に急逝したマイク・ケリーの個展『ヴィデオ』がワコウ・ワークス・オブ・アートにて開催される。
マイク・ケリーはサブカルチャー、神話、哲学、記憶の共有や抑制、アメリカ中西部の労働者のメンタリティとその凡庸さなど、広範囲にわたる対象への関心を反映させた制作を試みた。ドローイングやぬいぐるみを用いた彫刻作品、インスタレーション、パフォーマンスなどの制作のほか、批評家としての活動、他のアーティスト達とのコラボレーションなどの複雑な相関関係を持った多岐にわたる活動は、現在でもさまざまなジャンルに多大な影響を残している。
本展では、これまで日本でほとんど紹介される機会のなかった映像作品を展示する。ケリーのみが出演する唯一の映像作品「The Banana Man」(1983)やポール・マッカーシー、中原昌也とのパフォーマンスを記録した「10:30PM, August 14, 2008」などが出品される。また、今年12月からはアムステルダム市立近代美術館を皮切りに大規模な回顧展が巡回する予定。

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