木村友紀「THUS AND SO RATHER THAN OTHERWISE」@ タカ・イシイギャラリー 東京


© 2015 Yuki Kimura / Courtesy of Taka Ishii Gallery

木村友紀「THUS AND SO RATHER THAN OTHERWISE」
2015年7月4日(土)-8月1日(土)
タカ・イシイギャラリー 東京
http://www.takaishiigallery.com/
開廊時間:12:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※オープニング・レセプション:7月4日(土)18:00-20:00

タカ・イシイギャラリー 東京では、既存の写真を加工したイメージや立体物などで構成したインスタレーションで知られる木村友紀の個展「THUS AND SO RATHER THAN OTHERWISE」を開催する。

木村友紀は1971年京都府生まれ。現在、ベルリンを拠点に活動している。空間に配置されたイメージ同士の関係性、イメージとオブジェの関係性により、観客をさまざまなイメージの位相へと導くインスタレーション形式の作品を中心に発表している。国内外で数多くの展覧会に参加しており、ベルリンやミラノのギャラリーでの個展やIZU PHOTO MUSEUM(静岡、2010)、大和プレスビューイングルーム(広島、2009)で個展を開催。愛知県美術館(2014)、ダラス美術館(2014)、スカルプチャー・センター(2013)、第30回サンパウロ・ビエンナーレ(2012)などにも参加している。また、今秋にはニューヨーク近代美術館で開催される『Oceans of Images: New Photography 2015』への参加を予定している。

天井から床まで垂れたスクリーンには、引き延ばされたテニスコートのイメージがプリントされている。それが4枚あり、3カ所に分けて掛けられている。大中小に額装された写真は、3段に積み重ねて馬脚の上に置かれている。それらの写真はどれも同じで、階段が写っている。白いペデスタルの上のグレーの大理石の台には、大小同じ銘柄の飲みかけのテキーラボトルが置かれている。そのボトルとボトルの間に、ハーフミラーが立っている。床に開いたアタッシュケースの中から、蛇腹状のパネルが垂直に伸びていて、それに小さい写真が置かれている。それが2つある。
(2015/06/14 ベルリンにて 木村友紀)本展プレスリリースより


© 2015 Yuki Kimura / Courtesy of Taka Ishii Gallery

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