中崎透×青森市所蔵作品展 シュプールを追いかけて @ 国際芸術センター青森(ACAC)

中崎透×青森市所蔵作品展 シュプールを追いかけて
2014年2月8日(土)-3月16日(日)
青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
http://www.acac-aomori.jp/
開館時間:10:00-18:00
会期中無休

展覧会特設ウェブサイト:http://tenrankaitsukuranai.tumblr.com/

昨年度より所蔵作品や民俗資料をアーティストの視点で提示する試みを開始した青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)では、中崎透を監修に迎え、一年間のワークショップを通じて構想してきた展覧会『中崎透×青森市所蔵作品展 シュプールを追いかけて』を開催する。企画担当は同センター学芸員の金子由紀子。

中崎は1976年茨城県生まれ。水戸市を拠点に国内を中心にさまざまな場所で活動している。看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンスやインスタレーションなど、特定の形式にとらわれない制作を展開している。2006年には山城大督、野田智子とともにアーティストユニット「Nadegata Instant Party」を結成、昨年のあいちトリエンナーレをはじめ、多数のプロジェクトを発表している。2010年には100名を越す市民スタッフと共に地元メディアをも巻込んだ24時間のみのインターネットテレビ局「24 OUR TELEVISION」を国際芸術センター青森にて発表している。また、2007年より「遊戯室(中崎透+遠藤水城)」を設立し、運営に携わる。


© 中崎透

本展は、青森市の所蔵品だけではなく市内外の企業、団体、個人から借り受けた、三浦雄一郎を始めとする青森出身のスキーヤーが使った道具や、八甲田山に縁のある人物の写真・映像、青森の雪の風景を描いた版画や絵画、そして昭和初期から最近ものまで100組以上のスキーなどを展示する。日本有数の豪雪地として知られる青森市の人、土地、歴史を追いかけてたどり着いた、中崎とワークショップ参加者による雪にまつわるもうひとつの青森の物語が展開される。

会期中には、中崎と本展担当の金子のオープニングトークを皮切りに、ワークショップなどさまざまな企画が予定されている。下記以外のイベントも本展特設ウェブサイトなどにて随時発表される。また、2014年3月末日に記録集の刊行を予定している。

なお、青森を拠点として制作活動を行なうアーティストを紹介する「ヴィジョン・オブ・アオモリ vol.10 小山田邦哉展-PLANET」が同センター ギャラリーBにて同時開催される。

関連イベント
オープニングトーク
中崎透 x 金子由紀子(本展担当学芸員)
2014年2月8日(土)15:00-16:30
会場:国際芸術センター青森 ラウンジ

ワークショップ「スキーを作る」
講師:小嶋亮平
2014年2月9日(日)11:00-16:00
会場:国際芸術センター青森 ラウンジ
※要申込

ワークショップ「ACAC 雪山散策」
小嶋亮平
2014年2月11日(火・祝)13:30-15:30
※要申込

トーク「シュプールを追いかけて」
会田大也(YCAMエデュケーター) x 中崎透 x 服部浩之(ACAC学芸員)

ヴィジョン・オブ・アオモリ vol.10
小山田邦哉展-PLANET
2014年2月8日(土)-3月16日(日)
青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)ギャラリーB

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