イマジン―争いのない世界へ @ 福岡アジア美術館 アジアギャラリーA/B


ハーディム・アリー「誰もいない台所」2006年

小企画
イマジン―争いのない世界へ
2015年6月11日(木)-9月1日(火)
福岡アジア美術館 アジアギャラリーA/B
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/
開館時間:10:00-20:00 入室は閉館30分前まで
休館日:水(祝日の場合はその翌日)

福岡アジア美術館では、太平洋戦争が終結して70年の節目を記念した小企画『イマジン―争いのない世界へ』を開催する。

本企画では、日本の戦争だけでなく、20世紀のアジア各地で起こった独立戦争、民族・宗教・思想上の対立による内戦、そして今日も突発するテロなどについて、アーティストがどのような社会情況の中で、何を考えどう表現してきたかを紹介する。フェルナンド・アモルソロが第二次世界大戦で廃墟と化したマニラの風景を描いた「廃墟のイントラムロス」(1945)や、ハーディム・アリーがアフガニスタンの子供たちと共同制作した作品を、福岡滞在時に福岡の子供たちとともにさらに展開した「誰もいない台所」(2006)など、所蔵品を中心に約30~50点の作品を展示予定。描かれた戦争や戦禍を通して、争いのないほんとうの「戦後」を想像(イマジン)していく。


フェルナンド・アモルソロ「廃墟のイントラムロス」1945年

Copyrighted Image