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連載 田中功起 質問する 4-4:冨井大裕さんから 2

件名:元祖とは(見つけたあとにどうするか) 田中功起さんの第2信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 田中功起さま 前回は大変返事が遅くなってしまい、恐縮です。 「ball pipe ball」2009年、第1回所沢ビエンナーレでの展示 撮影:山本糾 いま、東京の国分寺駅のとあるカView More >

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連載 田中功起 質問する 4-3:冨井大裕さんへ 2

件名:技術について 冨井さんの第1信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 冨井大裕さま 展覧会もトークイベントも含めて忙しい中にお返事ありがとうございました。 バークレーにあるビルボード工場。使用済みのものや出荷前のものが所狭しと並ぶ。 冨井さんも書いているように、たしかに作品は現View More >

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連載 田中功起 質問する 4-2:冨井大裕さんから 1

件名:「見ること」と「もの」の循環 田中さんの第1信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 田中さま ご無沙汰しております。 公な場で田中さんとやりとりするのは初めてのことなので、なんとも妙な感じですが、確かに2人でまともに作品や制作の話はしたことがないですね。照れくさいというのもあView More >

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シネマ・インデックス 文/大竹伸朗

左: 『五月雨中花 下集大結局』(1960)のビンテージパンフレット。光藝製片公司、秦劍(チュン・キム)監督。右: 『佳偶天成』(1947)のビンテージパンフレット。大觀聲片有限公司(アメリカ支部)、蔣偉光(チャン・ワイグォン)監督。 最初の映像体験といえば、昭和30年代(195View More >

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連載 田中功起 質問する 4-1:冨井大裕さんへ 1

件名:「見ること」がそもそも彫刻であるとして 往復書簡 田中功起 目次 どうもお久しぶりです。 冨井さんとはいろいろな場面でいっしょに時間を過ごしてきましたが、面と向かって制作や作品について話すことって、そんなになかったと思います(まあ、ちょっと照れくさいというのもあるのかも)。View More >

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中国現代美術の裏地   文/日埜直彦

IUHunJGsBMU 賈樟柯『世界』(2004) 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)の映画「世界」(2004)は、北京近郊の「世界公園」を舞台としている。世界各国のツーリスティックな名所をミニチュアで再現したテーマパーク、登場人物はその従業員だ。高さ1/3ほどのエッフェル塔、ハリボテのView More >

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「私」を構成する映像  (後半) 文/仲正昌樹 

 展覧会全体が、「森村」の中に取り込まれ、彼のアイデンティティの中に組み込まれている、「父」と「息子」たち、相互の葛藤、もつれ合いを再現していると解釈することができる。「父」たちの分身を意識化した形で演じる「森村」のイメージを通して、展覧会を訪れる“我々”は、自らの内にも、それらView More >

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「私」を構成する映像 (前半) 文/仲正昌樹

 ドイツの芸術批評家ヴァルター・ベンヤミンは、『複製技術時代の芸術作品』(1936)で、写真や映画などの「複製技術」の発達によって、人間の知覚の仕方が変化し、それに伴って、芸術の在り方も大きく変化しつつあることを指摘している。 人間は、生の現実をそのままストレートに知覚しているわView More >

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連載 田中功起 質問する 3-6:保坂健二朗さんから 3

件名:ノーテーション的につくること 田中さんの第3信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 ようやくスパークリング・ワインがおいしい季節になりましたね。もう2年くらい前のことでしょうか、田中さんのポッドキャスト「言葉にする」の録音を僕の家でしたときに、赤ワインを2本飲んだこと、覚えてView More >

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