連載目次 マドハット・カケイの作品(無題) 「マドハット・カケイ 個展」(阿久津画廊、前橋、2017年)での展示風景 撮影:筆者(以降すべて) Courtesy Madhat Kakei 知人の若い建築家の紹介で、ちょうどその時期に前橋で個展を開催中のクルド人画家がいることを知っView More >
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【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.5「幸せの国のトリエンナーレ」
オラファー・エリアソンの空中回廊「Your rainbow panorama」が一際目を惹くARoSオーフス美術館 幸せの国のトリエンナーレ 文 / 杉田敦 北海とバルト海を隔てるユトランド半島の東岸に、オーフスという街がある。コペンハーゲンに次ぐ、デView More >
椹木野衣 美術と時評 72:2017年回視 — 芸術祭の「品評」から離れて
連載目次 EVERYDAY HOLIDAY SQUAD「rode work」、2017年(「リボーン・アート・フェスティバル2017」より、SIDE COREが企画した「RODE WORK」での展示風景、宮城県石巻市魚町) 画像提供:SIDE CORE 撮影:後藤秀二 今年も前年View More >
椹木野衣 美術と時評 71:折元立身の転機 – アート・ママ亡き後の「午餐」と「処刑」をめぐって
連載目次 パフォーマンス「26人のパン人間の処刑」より(川崎市岡本太郎美術館、2017年) 撮影:筆者(以降全て) 今年もたくさんの国際美術展、国際芸術祭が日本国内、各地で開かれた。その総括は追って行うとして、今回、取り上げるのは広島県知事を名誉実行委員長とし、来年以降のさらなるView More >
田中功起 質問する 14-6:高橋瑞木さんから3
第14回(ゲスト:高橋瑞木)――社会的実践とコンテンポラリー・アート 香港拠点のキュレーター、高橋さんとの往復書簡。締めくくりとなる高橋さんからの最終書簡は、アートの評価軸とヒエラルキーの関係を指摘し、そこで普遍性をどう保証するかを考えます。 往復書簡 田中功起 目次 件名:沈黙View More >
【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.4「愚者の船はどこに向かうのか……」
パヴェル・ブライラ「阿呆船」 愚者の船はどこに向かうのか…… 文 / 杉田敦 リスボンの中心街に清貧の人、聖ドミニコの名前を冠した、サン・ドミンゴス広場がある。サクランボのリキュール、ジンジーニャを飲ませる立ち飲み屋があり、観光客や、アフリカの旧植民地View More >
椹木野衣 美術と時評 70:再説・「爆心地」の芸術(36):「太陽の塔」と「大平和祈念塔」
連載目次 岡本太郎作「地底の太陽」 写真提供:大阪府日本万国博覧会記念公園事務所 大阪の千里丘陵に位置する万博記念公園に立つ「太陽の塔」では現在、内部の整備工事が進行中だ。「太陽の塔内部再生」事業として、長く一般公開されてこなかった「生命の樹」や、行方不明のままだった四つ目の顔「View More >
【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.3「ミュンスター、ライオンの咆哮の記憶……」
ピエール・ユイグ「After Alife Ahead」 ミュンスター、ライオンの咆哮の記憶…… 文 / 杉田敦 ドクメンタに限るのであれば、アテネを訪ねた足で、そのままカッセルに向かうというのが一般的だろう。アテネとカッセルの間には、5月末から6月末まView More >
田中功起 質問する 14-5:高橋瑞木さんへ3
第14回(ゲスト:高橋瑞木)――社会的実践とコンテンポラリー・アート 香港拠点のキュレーター、高橋さんとの往復書簡。田中さんからの一旦の最終書簡は、アートの普遍性と社会的実効性の関係について、個人と集産主義の視点も重ねながら考察します。 往復書簡 田中功起 目次 件名:いくつかのView More >
【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.2「アテネ、喪失と抵抗の……」
EMSTのテラスから望遠したアクロポリス アテネ、喪失と抵抗の…… 文 / 杉田敦 ギリシアを訪れたのは初めてだが、アテネはリスボンと違和感なく連続しているように感じられた。いや正確に言うと、現在のリスボンではなく、5年ほど前のと言った方がよいかもしれView More >