第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。藤田さんの2通目は、ここで改めて「公共性」なる語の定義を整理することで、田中さんからの問いと自身の変化について考察します。 往復書簡 田中功起 目次 件名:美術に公共性View More >
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田中功起 質問する 15-3:藤田直哉さんへ2
第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。田中さんの2通目は、彼が探る「新しい公共」像に踏み込むべく、「ワーグナー・プロジェクト」と、ある対照的なイベントを挙げて論じます。 往復書簡 田中功起 目次 件名:そのView More >
椹木野衣 美術と時評 74:再説・「爆心地」の芸術(37)帰還困難区域の変容と「Don’t Follow the Wind」
連載目次 2016年に完成した、廃炉作業に従事する社員のための東京電力単身寮 (福島県 居住制限区域、2018年2月) 撮影:筆者(以降、特に記載がないものはすべて) 東日本大震災からちょうど4年の2015年3月15日に福島県の帰還困難区域内でスタートした(けれどもオープンはしてView More >
【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.6「拒絶、寛容、必ずしもそればかりでなく」
グラーツ、ヨッヘン・ゲルツの作品があった広場 拒絶、寛容、必ずしもそればかりでなく 文 / 杉田敦 国際展が集中した昨年のなかでも、いち早く開催したもののひとつでありながら、なかなかそこに行く気持ちになれなかったのがヴェネツィアだった。ヴェルニサージュView More >
田中功起 質問する 15-2:藤田直哉さんから1
第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田直哉さんとの往復書簡。藤田さんの最初の手紙は、「新しい公共」を考える前提について、ネット空間や社会運動、無意識の宗教性等に言及しつつ応答します。 往復書簡 田中功起 目次 件名:芸術祭とView More >
田中功起 質問する 15-1:藤田直哉さんへ1
第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 今回のゲストはSF・文芸評論や、「地域アート」をめぐる考察でも知られる藤田直哉さん。昨年のイベントにて、芸術祭をめぐる彼の新たな発言が気になった田中さんからの、最初の問いかけとは。 往復書簡 田中功起 目次 &nView More >
椹木野衣 美術と時評 73:マドハット・カケイの絵画と流浪・円環、そして偶然
連載目次 マドハット・カケイの作品(無題) 「マドハット・カケイ 個展」(阿久津画廊、前橋、2017年)での展示風景 撮影:筆者(以降すべて) Courtesy Madhat Kakei 知人の若い建築家の紹介で、ちょうどその時期に前橋で個展を開催中のクルド人画家がいることを知っView More >
【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.5「幸せの国のトリエンナーレ」
オラファー・エリアソンの空中回廊「Your rainbow panorama」が一際目を惹くARoSオーフス美術館 幸せの国のトリエンナーレ 文 / 杉田敦 北海とバルト海を隔てるユトランド半島の東岸に、オーフスという街がある。コペンハーゲンに次ぐ、デView More >
椹木野衣 美術と時評 72:2017年回視 — 芸術祭の「品評」から離れて
連載目次 EVERYDAY HOLIDAY SQUAD「rode work」、2017年(「リボーン・アート・フェスティバル2017」より、SIDE COREが企画した「RODE WORK」での展示風景、宮城県石巻市魚町) 画像提供:SIDE CORE 撮影:後藤秀二 今年も前年View More >
椹木野衣 美術と時評 71:折元立身の転機 – アート・ママ亡き後の「午餐」と「処刑」をめぐって
連載目次 パフォーマンス「26人のパン人間の処刑」より(川崎市岡本太郎美術館、2017年) 撮影:筆者(以降全て) 今年もたくさんの国際美術展、国際芸術祭が日本国内、各地で開かれた。その総括は追って行うとして、今回、取り上げるのは広島県知事を名誉実行委員長とし、来年以降のさらなるView More >