今回は『MOTアニュアル2012』展の企画者・西川さんとの往復書簡。このやりとり自体が、同展での田中功起出品作のひとつでもあります。多様な意見・評価が生まれたこの展覧会も、去る2月3日に終了。西川さんから田中さんへの2通目の手紙には、そうした反響をふまえつつ、改めてこのグループ展View More >

今回は『MOTアニュアル2012』展の企画者・西川さんとの往復書簡。このやりとり自体が、同展での田中功起出品作のひとつでもあります。多様な意見・評価が生まれたこの展覧会も、去る2月3日に終了。西川さんから田中さんへの2通目の手紙には、そうした反響をふまえつつ、改めてこのグループ展View More >
スタジオ・ムンバイについて 文/日埜直彦 Studio Mumbai Reading Room ではなぜあなたは建築をやっているのか?と敢えて聞かざるを得なかった。 スタジオ・ムンバイを主宰するビジョイ・ジェイン氏のインタビューを進めながら次第につのってきたのはある種の戸惑いで、View More >
前回はこちら アン・グラハム「Shinohara’s House」より(会場:五ケ浜・篠原幸三郎家住宅) 写真提供:水と土の芸術祭実行委員会 新潟(以下、ここでは新潟市の意)が、かつて小倉と並び、原子爆弾の投下目標の候補になっていたことは、今ではよく知られている。実View More >
Videmus(われわれが見る)――小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」 文/平倉圭 すべての画像:小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」(『14の夕べ』、2012年9月5日、東京国立近代美術館)写真:前澤秀登 人は思考する。物 thing は思考するだろうか。――思考しない。もしくはView More >
インディペンデントキュレーターの東谷隆司が2012年10月16日に亡くなった。1999年に世田谷美術館で『時代の体温』という日本の美術史に残る展覧会を企画した後、オペラシティギャラリー、横浜トリエンナーレ、森美術館の、いずれも立ち上げに関わった彼は、2008年に複数のキュレーターView More >
ナスはナスだ 訳・責任編集/牧陽一 このインタビューは雑誌『今日美術』2008年11月22日号に収録された内容をもとにしています。 今日美術編集部(以下、KG) 2006年からあなたは3年連続して、『アートレビュー』誌が毎年発表している、アート業界のパワーを示すランキング、「ThView More >
思索と行動の全てが作品なのか 文/牧陽一 2012年の9、10月、尖閣諸島(釣魚島)の問題が浮上した時、艾未未は「釣魚島が誰のものかよりも中国が誰のものかを考えろ」とツイッターで発言していたが、この時、私の脳裏を巡ったのは彼の作品「中国地図」だった。清朝の寺院の廃材である鉄梨木をView More >
Zena El Khalil (on screen), Sputniko! (at right) and moderator Deena Chalabi (at left) during Session 3 of the symposium “Pop-up MathaView More >
今回は、田中さんも参加する『MOTアニュアル2012』展の企画者・西川さんとの往復書簡。このやりとり自体が、同展での田中功起出品作でもあります。その展覧会オープンを経て、田中さんからの2度目の書簡。グループ展の意義について考えつつ、作家の制作が生活と地続きの中で生まれてくるとすれView More >
※本連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 大竹伸朗『ダブ平&ニューシャネル』(部分)(1999年) 「時代の体温 ART/ DOMESTIC」展より 撮影:中野正貴 写真提供:世田谷美術館 インディペンデント・キュレーターの東谷隆司が亡くなったView More >