社会学者のハンとの往復書簡。ハンからの最後の書簡は、社会学とアートの協働について改めて自身の考えを述べつつ、『可傷的な歴史(ロードムービー)』をめぐる作り手の創造性について問う。

社会学者のハンとの往復書簡。ハンからの最後の書簡は、社会学とアートの協働について改めて自身の考えを述べつつ、『可傷的な歴史(ロードムービー)』をめぐる作り手の創造性について問う。
社会学者のハンとの往復書簡。田中からの最後の書簡は、アート=感覚、社会学=論理という区分けを超えた連携や、自作「可傷的な歴史(ロードムービー)」をめぐる「理想の記録」としての表現を考える。
第16回(ゲスト:ハン・トンヒョン)―アーティストは「社会」を必要としている、のか 社会学者のハンさんから、田中さんへの2通目の書簡。「可傷的な歴史(ロードムービー)」をめぐる在日コリアンの友人からのことばも引きつつ、芸術における知識と信頼の関係、またそこでのフィクション性とノンView More >
第16回(ゲスト:ハン・トンヒョン)―アーティストは「社会」を必要としている、のか 社会学者のハンさんへ田中さんから2度めの書簡。ハンさんからの問いに応え、知識の共有が経験の共有を補完・代替できるかについて、作品「可傷的な歴史(ロードムービー)」での体験も通して綴ります。
社会学者のハン・トンヒョンとの往復書簡。彼女の最初の返信は、自身が参加した田中作品を回想しつつ、異領域からの協働者・観察者・当事者として問いを投げ返す。
今回のゲストは社会学者のハン・トンヒョン。田中はまず、レイシズムに焦点をあてた彼の最新作に登場した彼女に、同作を起点にした問いを投げ、また問いを求める。
第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。藤田さんからの最後の手紙は、アレントによる『人間の条件』を参照しながら、芸術にとっての「公共」の意味を考えます。
第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。田中さんからの最後の手紙は、これまでの議論やビショップの公共空間論をふまえつつ「時間性」の2つの相の往復を考えます。
第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。藤田さんの2通目は、ここで改めて「公共性」なる語の定義を整理することで、田中さんからの問いと自身の変化について考察します。 往復書簡 田中功起 目次 件名:美術に公共性View More >