DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ @ 金沢21世紀美術館


 

DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ
2023年10月7日(土)-2024年3月17日(日)
金沢21世紀美術館
https://kanazawa21.jp/
開館時間:10:00–18:00(金曜・土曜は10:00–20:00)入場は当日窓口販売30分前まで
休館日:月(ただし、10/9、10/30、1/8、2/12は開館)、10/10、10/31、12/29-1/1、1/4、1/9、2/13
企画:長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長)、髙木遊(金沢21世紀美術館学芸員)、原田美緒(金沢21世紀美術館学芸員)、杭亦舒(金沢21世紀美術館学芸員)、本橋仁(金沢21世紀美術館学芸員)
アドバイザー:ハンス・ウルリッヒ・オブリスト(サーペンタイン・ギャラリーディレクター)
展覧会URL:https://kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=1810

 

金沢21世紀美術館では、アーティストや建築家、科学者、プログラマーなど、さまざまな分野の専門家による領域横断的なアプローチにより、テクノロジーと人類との関係を多角的に探求する展覧会「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」を開催する。

「デジタルテクノロジーによってこの地球という惑星、そこに住む「私たち」の生き方や感性はどのように変わっていくのでしょうか」。本展では、20世紀から繰り返されてきたこの問いに対して、現在、いままでとはまったく違った惑星の姿が出現しようとしていると捉え、この惑星「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)」において日々新たに生成されているテクノロジーと生物との関係を、鑑賞者である私たちに感じられるものとして提示する。さらに、AI、メタバース、ビッグデータで構成されるひとつのリアリティ、そしてヴィジョンとしてのDXPにおける衣食住を含めた総合的なライフの可能性の提案を試みる。

 


Keiken《Morphogenic Angels: Chapter 1》インスタレーション・デザイン © Keiken


明治大学宮下芳明研究室(吉本健義・宮下芳明)《Edible lenticular: 可食レンチキュラレンズ》2022 © Miyashita Laboratory


David OReilly 《Eye of the Dream》 2018 © David OReilly

 

本展は、現在ゲームとタイムベースト・メディアの関係を掘り下げた「WORLDBUILDING Gaming and Art in the Digital Age」が国際巡回中のキュレーター、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト(サーペンタイン・ギャラリーディレクター)をアドバイザーに迎え、金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子をはじめ、髙木遊、原田美緒、杭亦舒、本橋仁と複数の学芸員が関わる。

「GAMEの新しい見方」「衣:デジタルを身につける」「住:環境/デジタル」「食:データを摂取する」「AIと生きる:AIがどこまで人間性を獲得できるか」「デジタルを買う:デジタルの中の新しい物質性」「データと新しい表現:絵画・インスタレーション」「ラディカル・ペダゴジー(新しい教育学)」の8つの多彩なテーマの下、11カ国23組29名のアーティストを含むさまざまな分野の専門家によるさまざまな作品やコンテンツを通じて、デジタルテクノロジーと人間の関係から生まれる新たな可能性とそれを変容させるアートの力、そして、その先にあるデジタルと私たちの生活の未来を探求する。

 


Merve Akdogan, Basar Ugur《GHOST STORIES》2023


David Blandy《How to Fly》2020 © David Blandy

 

出品作家
AFROSCOPE、レフィーク・アナドール、アンリアレイジ、シュルティ・ベリアッパ&キラン・クマール、 GROUP、HATRA+Yuma Kishi、Keiken、河野富広、MANTLE: 伊阪柊+中村壮志、松田将英、デイヴィッド・オライリー、東京大学池上高志研究室(協力:大阪大学石黒浩研究室)、VUILD、ジョナサン・ザワダ
[ラディカル・ペダゴジー セクション]
メルベ・アクドガン、デイヴィッド・ブランディ、明治大学宮下芳明研究室、草野絵美、MANTLE: 伊阪柊+中村壮志、ティル・ノワク、スプツニ子!、デイヴィッド・オライリー

 

関連イベント
デジタル時代における、アートと都市に関するシンポジウム
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
2023年10月7日(土)|14:00-15:30
登壇:池上高志×デイヴィッド・オライリー
モデレーター:長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長)
2023年10月7日(土)|16:00-17:30
登壇:Keiken(ターニャ・クルス、ハナ・オオモリ)×海道賢仁
モデレーター:杭亦舒(金沢21世紀美術館学芸員)
2023年10月8日(日)|15:30-17:00
基調講演「都市としての/現代アートにおけるメタバース Metaverse as City, Metaverse in Contemporary Art」+アーティストとのカンバセーション
登壇:ハンス・ウルリッヒ・オブリスト(本展アドバイザー/サーペンタイン・ギャラリーディレクター)※オンライン参加
モデレーター:長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長)
パネリスト:Keiken(ターニャ・クルス、ハナ・オオモリ)、キラン・クマール、シュルティ・ベリアッパ(予定)

 


『IDEA ― 2台のアンドロイドによる愛と死、存在をめぐる対話』 渋谷慶一郎+池上高志

 

『IDEA ― 2台のアンドロイドによる愛と死、存在をめぐる対話』 渋谷慶一郎+池上高志
2023年10月13日(金)開演:19:00
10月14日(土)開演:16:00
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
料金:前売4,400 円、当日5,500 円 ※9/15からPeatixにてチケット発売開始
定員:100名(先着順)
出演:Alter3、Alter4
プログラミング(Alter3):吉田崇英、johnsmith
プログラミング(Alter4):今井慎太郎
脚本:GPT
音楽、コンセプト:渋谷慶一郎(ピアノ、エレクトロニクス)
制作:ATAK
協力:大阪芸術大学
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=69&d=2050

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