魯迅の詩集『野草』に着想した第8回横浜トリエンナーレが3月15日に開幕。ディレクションを手がけたリウ・ディン&キャロル・インホワ・ルーが国際展の企画意図を語る。インタビュアーは『パンクの系譜学』の著者でアーティストの川上幸之介。
インタビュー
キム・ヘジュ インタビュー
釜山ビエンナーレ2022のアーティスティック・ディレクターを務めたキム・ヘジュへのインタビュー。過去から現代に至る国境を越えた貿易や人口移動、衝突の数々の中に釜山を位置付け、ダイナミックかつ洗練された展覧会を纏め上げたキムが展覧会制作のプロセスを語る。
ロニ・ホーン「遍在多様」(圧縮版)
国内美術館初の大規模個展をポーラ美術館で開催中のアメリカ現代美術を代表するアーティストのひとり、ロニ・ホーン。展覧会カタログに収録されたインタビューの圧縮版を掲載。
風間サチコ「けりのつかない物語」
「現在」起きている現象の根源を「過去」に探り、「未来」に垂れこむ暗雲を予兆させる黒い木版画を中心に制作する風間サチコ。制作活動の初期から、3.11に向き合った約10年前、延期となったオリンピック、そして、コロナ禍まで、これまでのキャリアを語る。
ホー・ツーニェン「空虚の彼方へ」(3)
ポスト植民地主義時代の東南アジアにおける歴史、神話、政治を探究するホー・ツーニェン。初期から現在に至るまで、その制作に通底する考えを語る。
ホー・ツーニェン「空虚の彼方へ」(2)
ポスト植民地主義時代の東南アジアにおける歴史、神話、政治を探究するホー・ツーニェン。パート1に続き、《旅館アポリア》で扱った京都学派に関する見解を中心に語っていく。
ホー・ツーニェン「空虚の彼方へ」
ポスト植民地主義時代の東南アジアにおける歴史、神話、政治を探究するホー・ツーニェン。あいちトリエンナーレの表現の自由をめぐる論争に対する見解や、自身の作品との関係について語る。
ローザ・バルバ「共時性の乱れる瞬間」(3)
映画や彫刻の言語に関する実験的なアプローチで知られるローザ・バルバ。ナポリのヴェスヴィオ山近郊で制作した作品や、空中撮影という手法ゆえに比較されるロバート・スミッソンについて語る。
ローザ・バルバ「共時性の乱れる瞬間」(2)
ヨコトリ2020参加作家のローザ・バルバ。2017年のハンガービコッカの個展を中心に、作品と展示空間との関係性、「映画空間のアナーキーな組織」、アーカイブへの関心を語る。
ローザ・バルバ「共時性の乱れる瞬間」
映画にまつわるさまざまな機材や要素を駆使し、映画装置それ自体を精妙なキネティック・スカルプチャーとして扱うローザ・バルバの制作の背景に迫る。