香川県在住の写真家・脇秀彦は20年以上に渡り写真を撮り続けています。写真のモチーフは多岐にわたり、広告などで“消費される”商業的な写真を撮る一方で、みる者を立ち止まらせるようなインパクトのある作品を制作してきました。
作品のモチーフとして登場する花は、脇秀彦の人生を彩るものであり、花の一生を人の一生と重ね合わせ、生と死について考える機会を与えてくれます。この世に生を受けた私たちは、死から逃れることはできません。脇はその事実を重く受け止め過ぎず、“今”をいかに豊かに生きるかを意識し制作しています。
また、脇は、「NegativePop」※によって、写真を世の中に発表する機会
を持ち、心情的に自由になったと話します。その口調からは、しがらみ
にとらわれない自然体な生き方をうかがい知ることができます。
日々の生活の中で他者が存在するがゆえに自身が存在できると話す脇。本展では、脇の哲学観を表現した映像・写真作品を紹介します。
※プロのクリエイターによるオリジナル作品サイト
【関連イベント】
アーティストレクチャー ※内容については、変更になる場合があります。
内 容:出品作家が担当学芸員と作品解説をおこないます。
開催日:9月23日(金・祝) / 10月10日(月・祝)
講 師:脇秀彦 (出品作家)
時 間:14:00~ 30分程度
場 所:塩江美術館 企画展示室内
対 象:一般
参加料:展覧会観覧券が必要
展覧会基本情報
会期:
2022年9月6日(火)~2022年10月23日(日)
会場:
高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:
月曜日(7月18日は開館、19日は休館)
開館時間:
午前9時~午後5時(入室は午後4時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障害者手帳等お持ちの方は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズの学生は、学生証の提示で入場無料
※8月6日(土)は美術館の日により観覧料無料!
お問い合わせ先
高松市塩江美術館(ホームページはこちら)
電話:087-893-1800