開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1919年、ドイツの古都ヴァイマールに、建築家ヴァルター・グロピウスにより造形学校「バウハウス」が開校され、昨年、その誕生から100年目を迎えました。ナチスの弾圧を受け1933年に閉鎖されるまで、わずか14年という短い活動期間でしたが、実験精神に満ちあふれたこの学校は、造形教育に革新をもたらし、今日にいたるまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしています。
バウハウスでは、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど時代を代表する芸術家たちが教師として指導に当たって、優れたデザイナーや建築家が育ち、画期的なデザインが生まれました。とりわけ入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークなものでした。

本展覧会では、バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端を体験していただけます。さらに、そこから発展した様々な工房(金属、陶器、織物、家具、印刷・広告、舞台など)での成果や資料など約300点を展示。また、実際にバウハウスに入学した日本人留学生・水谷武彦、山脇巌、山脇道子、大野玉枝、4名の活動を一堂に紹介する初めての機会となります。

 

 

展覧会基本情報

会期:
2020年2月8日(土曜日)~2020年3月22日(日曜日)

会場:
高松市美術館2階展示室

休館日:
月曜日
※2月24日(月曜日・休日)開館、2月25日(火曜日)休館

開館時間:
午前9時30分~午後7時
(但し日曜日は午後5時閉館/入室は閉館30分前まで)
※初日2月8日(土曜日)のみ展示室入室は午前10時15分から

主催:
高松市美術館、バウハウス100周年委員会

後援:
ドイツ連邦共和国総領事館、スイス大使館、ハンガリー大使館、一般社団法人 日本建築学会

特別協力: 
ミサワホーム株式会社、東京国立近代美術館

協力:
専門学校 桑沢デザイン研究所、大阪芸術大学、株式会社アトリエ ニキティキ、香川大学創造工学部、香川県立高松工芸高校デザイン科

協賛:
アウディ ジャパン株式会社、株式会社インターオフィス

企画協力:
株式会社アートインプレッション、株式会社ミサワホーム総合研究所

観覧料:
【一般】1,000円(800円)※65歳以上も一般料金
【大学生】500円(400円)
【高校生以下】無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料

お問い合わせ先:
高松市美術館 HPはこちら

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